NZ代表のソニービル・ウィリアムズ【写真:Getty Images】

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ウィリアムズがNZ出身のアキとロッカーで2ショット撮影

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は19日、準々決勝で世界ランク1位ニュージーランドが同4位アイルランドを46-14で破り、4強入りを決めた。途中出場したソニービル・ウィリアムズは試合後、出場停止処分だった同郷選手とロッカールームで友情の舞台裏2ショットを公開し、「リスペクト」など海外ファン反響を集めている。

 出場できなかった同郷の敵選手に敬意を忘れなかった。完勝したオールブラックスのウィリアムズは試合後、ツイッターを更新。掲載したのは1枚の画像だった。ブルーのシャツとパンツに着替え、爽やかな笑みを見せるウィリアムズ。その隣にいるのはアイルランドのポロシャツを着たバンディ・アキだった。

 1次リーグ最終戦で退場となり、3試合出場停止処分を受けたアキ。決勝トーナメントは最大3試合でその時点で今大会終了となったが、ウィリアムズの22番のジャージを手に笑顔。ニュージーランドのオークランド出身のアキはウィリアムズにとって同郷。ピッチ上で戦うことは叶わなかったが、ふるさとを背負う者同士、思いを分かち合ったようだ。

 ウィリアムズは「いつでもアイルランドのタフマンとファンにリスペクトを。家族に愛と祝福を」とつづり、2ショットを公開。返信欄では「リスペクト」と感激の声が上がり、「いい試合だった。アイルランドも強かった。次戦も頑張れ」「またまたナイスパフォーマンス」「世界最高の選手だと改めて証明したね」とエールも多かった。(THE ANSWER編集部)