[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年7月9日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、竹と笹の違いについて調べていました。

先日は七夕でしたが、七夕の飾りをするのは「笹だっけ?竹だっけ?」と迷ってしまう人もいるのではないでしょうか?


これは笹?竹?(画像はイメ―ジ)

葉っぱに大きな違いが

金沢市石引の創業120年を誇る老舗和菓子屋「平野屋」では、笹餅や葛餅を包むのに笹を使用しています。

週に1回、約500枚の笹を山に取りに行くそうです。

笹と竹の見分け方ですが、どちらもイネ科の植物ですが、竹は皮がなくすべすべしており、笹は節に皮があるのが特徴。葉の葉脈は、笹が縦のみなのに対して、竹は格子状にあります。

ですので、餅を包むとき、竹の葉だと破れてしまうことが多く、脈が一方方向にしかない笹が適しているそうです。

また、過去の書物などを見てみると、「笹の葉さらさら」の文句が有名な「七夕様」の唱歌ができたのが昭和16年。

さらに江戸時代には「青竹」、平安時代には「梶」などを使っていたという文献などもありました。

七夕は、笹や竹だけではなく、なんでもよいようです。

(ライター:りえ160)