為替逆風、自動車7社で7000億円の利益が吹っ飛ぶ?
乗用車7社の18年3月期連結決算は円安効果で収益を伸ばしたが、19年3月期連結は一転して為替が逆風になる見通し。ドルをはじめ各種通貨に対する円高が7社合計で7054億円の営業減益要因になる見込みだ。
ドル以外の通貨も円高傾向にある。19年3月期連結の営業利益はトヨタの場合、円高が2300億円の悪化要因となり前期比4・2%減の2兆3000億円、SUBARU(スバル)も円高が584億円の押し下げ要因となり、営業利益は同20・9%減の3000億円を見込む。吉永泰之スバル社長は「為替の影響を大きく受けるのは事実。注視していく」と警戒する。
為替リスクに“即効薬”はない。トヨタの小林耕士副社長は「3000億―4000億円規模で稼ぎを増やさないと為替変動についていけない。原価低減を徹底する」と話す。
