口からものを食べられなくなったときに、次に提案されるのが「胃ろう」や「中心静脈栄養」です。延命治療ともいえるこれらの方法を受け入れるかどうか、とても難しい判断です(写真:筆者提供)「住み慣れた自宅で療養したい」「最期まで自宅で過ごしたい」という患者や家族の思いを支えるのが、患者宅を訪問して医療や介護を届ける在宅ケアだ。これまで1000人を超える患者を在宅で看取り、「最期は家で迎えたい」という患者の希望