北海道東部の牧場で次々と牛を襲った末、駆除されたヒグマ「OSO18」。その後、ジビエ用の肉として道内や東京近郊に出荷されていたと、多くのメディアが報じている。農林水産省による統計を見ると、農家などへの獣害で駆除された野生動物のジビエ利用頭数が伸びている。2020年にはシカ8万5840頭、イノシシ3万4769頭が食肉加工センターを通してジビエとして食卓や飲食店で消費された。一方で、肉を食べるうえで注意も必要だ。処理や