【長岡一也=コラム「競馬白書」】 ◆出走各馬の立場を考えなくしてレース検討はできない 秋のタイトルを視野にその前哨戦が始まった。毎日王冠も京都大賞典も、ここで確かな手応えをつかむワンステップだが、それぞれの事情がからみ、対応の仕方に違いがある。出走各馬の置かれている立場を考えなくしてレース検討はできない。 昨年の毎日王冠は、サリオス(牡5)がオグリキャップ以来33年ぶり2頭目の、このレ&#1