■「燃え尽き症候群的なものがある」JAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士として26年間勤務し、3回の宇宙飛行をした野口聡一(57)さんが、6月1日でJAXAを退職した。60歳の定年まで3年を残しての「早期退職」。英雄やスターのように受け止められる宇宙飛行士だが、いつまでも宇宙飛行を続けられるわけではない、やはり組織に所属する”1人のサラリーマン”なんだ、と改めて考えさせられた。写真=時事通信フォト記者会見する