素晴らしい技術の数々! 「スター・ウォーズ」が映画界にもたらした財産
「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」は、銀河帝国の圧政下にある銀河系を舞台に、レイア姫ら反乱同盟軍のスパイ達が帝国の誇る最終兵器“デス・スター”の設計図を手に入れる事からストーリーが展開する。本作が公開された1977年以前のアメリカ映画界の状況は、社会的にシリアスな内容ばかりで、娯楽作品は少なく、観客数の激減で危機的であったと言われている。なおかつ、「スター・ウォーズ」以前のSF映画は“子どもだまし”というイメージを持たれていた為、当時1千万ドルの製作費は現代と比べ物にならない程の巨額だった。無事映画を完成し、ヒットさせることが出来たのは、ジョージ・ルーカスを始めとした製作陣の並々ならぬ熱意があったからだろう。
1980年公開の「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」は“映画界「スター・ウォーズ」人気を決定づけた重要な作品だ。「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」から4年後の世界を描き、ダース・ベイダーのテーマ曲としてお馴染みの「インペリアル・マーチ」も本作から登場する。ルーク・スカイウォーカーはダース・ベイダーとの激しい闘いの後、ライトセーバーごと右手を斬り落とされてしまうという衝撃の展開を迎える。そして、重く開いたダース・ベイダーの口からは驚愕の事実が知らされ、ストーリーはさらに加速する。
そして、1983年に公開された「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」は、ルーク・スカイウォーカーはダース・ベイダーの宿命の対決が終結するシリーズ完結篇だ。エンドアの森の中で出会う原住民イウォークという愛らしく、物語において重要な役目を果たすキャラクターも登場する為、観る者を全く飽きさせない。この作品は、第56回アカデミー賞では音響・視覚効果における特別業績賞を受賞しており、作曲賞、美術賞にもノミネートされるなど圧倒的な世界観を世界に見せつけている。
ジョージ・ルーカスは、「スター・ウォーズ」シリーズで使う特撮に高いクオリティを求めていた為、スタジオ「インダストリアル・ライト&マジック」を設立。マイコンを使用して同じ動きを何度でも再現できるカメラなどを発明し、その後の特撮映画の発展に貢献している。近年でも「インダストリアル・ライト&マジック」では映画「ハリー・ポッター」シリーズ、「パイレーツ・オブ・カリビアン」、「トランスフォーマー」など数々のヒット作を生み出しており、SFXやVFXといった最新特撮映画の基礎は「スター・ウォーズ」から始まったと言えるのである。
映画界に素晴らしい技術をもたらした「スター・ウォーズ」。しかし何よりもこの映画が私達に教えてくれたのはいつの時代も変わらぬ冒険心や、愛する者を守る気持ちなのでは無いだろうか。現在CSチャンネル「ディズニーXD」では、「スター・ウォーズ」シリーズのオリジナル3部作と共に、スピンオフ作品「イウォーク・アドベンチャー」を特別に放送する「スター・ウォーズ イヤーエンド」を展開中。色あせない作品の数々を、家族みんなで楽しんで欲しい。
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