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 ◇ア・リーグ ツインズ4×−3ロイヤルズ(2026年7月30日 ミネアポリス)

 ツインズのコディ・クレメンス内野手(30)が30日(日本時間31日)、本拠でのロイヤルズ戦に「5番・右翼」で先発出場。劇的な逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。

 0−3で迎えた9回、四死球などで2死満塁の好機をつくり、クレメンスが打席に入ると、ロイヤルズが2番手・エルセグから3番手左腕・ストラームに継投した。

 クレメンスはストラームに対し、2球で追い込まれたものの3球目、やや外寄りのスライダーをフルスイング。打球はあっという間に右中間スタンドに吸い込まれ、逆転サヨナラ満塁本塁打で劇的な勝利を飾った。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、3点ビハインドからの逆転サヨナラとなる満塁弾「アルティメット・グランドスラム」(究極の満塁本塁打)はメジャーリーグ史上34例目という。さらに、2アウト、2ストライクと極限まで追い込まれた状況で飛び出したから究極度合いもなおさらだ。

 また、ツインズ打線は6回まで相手先発・キャメロンにノーヒットに抑え込まれていた。7回にジェファーズが中前打を放ってようやくHランプを灯した。ポストシーズンを含め、7回以降にノーヒットノーランを阻止したチームが、同じ試合でサヨナラ満塁本塁打を放ったのは史上初めてという。

 コディ・クレメンスは7度のサイ・ヤング賞に輝いたロジャー・クレメンスを父に持ち、22年にタイガースでメジャーデビュー。父の輝かしい成績にはまだまだ及ばないものの球史にしっかりと名を刻んだ。