W杯決勝のありえない“暴行事件”から2週間…FIFA規律委員会が懲戒処分の対象を公表→手続きを開始!「適切な時期に決定を下す」
FIFA規律委員会は「2026 FIFAワールドカップにおけるアルゼンチン代表の複数の試合に関連し、差別的なチャントやジェスチャー、キックオフの遅延、試合および警備上の手順への不遵守、チームおよび観客による不適切なメッセージの掲示、観客による物の投げ込みがあったことを受け、アルゼンチン・サッカー協会に対する懲戒手続きを開始した」と記載した。
クリスティアン・ロメロ、リサンドロ・マルティネス、ジオバニ・ロ・チェルソの3人が「マルビナス諸島(英国ではフォークランド諸島)はアルゼンチンのものだ」と書かれた横断幕を手に勝利を祝福した。サポーターが作成したものを持ち込んだと見られる。さらに試合後のインタビューでレアンドロ・パレデスも「フォークランド諸島はこれからも永遠にアルゼンチンのものだ」と発言。国際的な問題へと発展し、あからさまな政治的メッセージの発信に批判が殺到した。
規律委員会は「対象となるのは、FIFA規律規定の第13条第2項c号(スポーツイベントをスポーツとは無関係な示威行為に利用すること)、第14条第5項(チームの不正行為)、第15条(差別および人種差別的侮辱)、第17条(試合における秩序と安全)に違反した可能性である」と説明した。あくまで協会に対する処分であり、選手個人への責任については触れていない。
さらに、決勝のスペイン戦後に起きた暴行事件についても言及した。「報告書に記された勧告を受け、FIFA規律委員会は、FIFA規律規定第14条第1項i号(暴行)に違反した可能性があるとして、アルゼンチン代表のナウエル・モリーナに2件(1件は既遂、1件は未遂)、レアンドロ・パレデスに3件、アルゼンチン代表スタッフのロベルト・アジャラに1件の懲戒手続きを開始した」と伝え、「また、FIFA規律規定第14条第1項b号(反スポーツ的行為)に違反した可能性があるとして、アルゼンチン代表のナウエル・モリーナに1件、チアゴ・アルマダに1件、スペイン代表のパブロ・マルティン・パエス・ガビラ(ガビ)に1件の懲戒手続きも開始された」と続けている。

