「俺の決めては巨人の左3枚なんだよ」セ・リーグ後半戦展望、抜け出すチームは?球界OBの考察「阪神より巨人のほうが投手力としたら中継ぎ含め質、量ともにたくさんいると思う」

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新加入となった小笠原は阪神戦も7回1失点と試合を作った(C)産経新聞社

 プロ野球は前半戦が終了。セ・リーグは阪神、巨人がともに同率首位ターンで折り返しが決まった。

 このところ若手の成長が目立つ巨人、佐藤輝明、森下翔太のツイン砲を擁す阪神の一騎打ちの様相も見えてきた中、後半戦はどのようにペナントレースが進んでいくのか。球界内からも考察の声が上がっている。

【片岡篤史登場︎】阪神は『今は見極めをしている︎』はっきり言ってそんなに簡単ではない︎巨人小笠原は中日時代より良くなった︎巨人井上は中々打てない…セリーグの争いを抜け出すのは?【プロ野球】

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は7月26日までに自身のYouTubeチャンネルに「【片岡篤史登場!!】阪神は『今は見極めをしている!!』はっきり言ってそんなに簡単ではない!!巨人小笠原は中日時代より良くなった!?巨人井上は中々打てない…セ・リーグの争いを抜け出すのは?【プロ野球】」と題して、ゲストに阪神、中日でもヘッドコーチを歴任した片岡篤史氏をゲストに招き、後半戦展望について語っている。

 動画の中では同率首位ターンとなった2チームについて高木氏は「俺の決めては巨人の左3枚なんだよ」として、新戦力として小笠原慎之介が加わったことが大きいと見る。

 先の阪神戦でも佐藤輝明にソロを許したが7回1失点と試合を作った。小笠原に加え、前半戦だけでキャリアハイの9勝をマークした井上温大、開幕投手も務めた竹丸和幸と「この3枚がポイントになる」として阪神戦のときは左中心にぶつけてくるのではないかと予想。

 阪神は「近本 中野 サトテルが左なんだよ」としながら「これをいかに抑えるか」「これがハマったら巨人がいく」と左3枚が効果的に運用できれば、巨人が優勝に近づくという見方を示した。

 さらに高木氏は「阪神より巨人のほうが投手力としたら中継ぎも含めて質、量ともにたくさんいると思う」ときっぱり。リーグトップのチーム防御率2.90と整備を進めてきた投手陣も強みを見せるとした。

 一方、片岡氏は阪神の課題としては「タイガースは最近見てましても、中継ぎで誰が使えるかを見極めてるんですけど、後半で使えるかどうか」がポイントになるとした。

 最速163キロをマークした工藤泰成、木下里都などイキのいい若手のパワー系投手も出てきているが、終盤の投手運用が勝利への鍵を握ると見る。

 阪神OBでもある片岡氏はし烈さを増すペナント争いでも阪神優位として、理由としては経験値の高さ「1番から5番まで役者がそろっている」ことも理由にあげた。ギアを上げたときにどれだけ爆発力を発揮するかを見ていきたいとした。

 ほかにも動画内ではDeNAの戦力構成、今後の戦いについても考察を加えている。

 球宴が終われば、31日から勝負の後半戦が始まる。残り50試合超、1試合1試合が落とせない戦いとなる中、巨人、阪神がどんな戦いぶりをファンに魅せていくのか。手に汗握る熱戦を引き続き、期待したいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]