(CNN)欧州各地で山火事が猛威を振るう中、フランススペインで30万人以上が避難を続けている。フランスではボルドー周辺で懸命な消火活動が続く。スペインのマドリード近郊では、ほぼ消し止められた現場でも火がくすぶり続け、一帯には濃い煙が立ち込めている。

被災地では今週半ばにかけて再び猛暑が予想される一方、降雨の予報はなく、消火活動は時間との闘いとなっている。

仮設避難所に身を寄せた多くの住民が不安を募らせる一方で、家を守るために自宅にとどまる住民もいる。フランスでは複数の集落がゴーストタウンと化した。スペインの山間部の住民は、「オアシス」のようだった集落が失われたと嘆いていた。

イタリア沿岸警備隊は26日、南東部のプーリア州で発生した山火事で、観光客や海水浴客など400人あまりを救助したと発表した。

海辺の町ペスキチで発生した火災では、海上以外の脱出ルートが断たれたため、民間の複数の船舶を出動させて避難支援にあたった。

沿岸警備隊が公開した映像には、背後の山間部から煙が立ち上る中、沖合のボートに向かって海上を泳ぐ人々や、近くに着水する水上機が映っている。