完封勝利を挙げた村上を笑顔で迎える藤川監督(撮影・山口登)

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 「阪神1−0巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神は連敗を2で止め、同率首位に浮上した。先発の村上頌樹が6安打1四球と踏ん張り、完封は今季2度目で8勝目。四番・佐藤輝明が六回に放った22号ソロの1点で前半戦を白星締め。試合前には、藤川球児監督が緊急ミーティングを開いていた。

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 「宿敵」巨人に連敗を喫し、首位陥落で迎えた第3戦。藤川監督は練習前に選手、スタッフを集め緊急ミーティングを開いた。シーズン中に限れば退場処分を受けた6月10日のソフトバンク戦以来2度目。沈むナインに叱咤(しった)やゲキを飛ばすではなく、伝えたのは尊敬と感謝だった。

 「みんなのおかげでいい位置で戦うことができている。一番、素晴らしいのは戦っている選手。その選手たちに何も言うことはない。リスペクトしています」。昨季の前半戦終了時、2位のDeNAとは9.5差の独走状態だった。今季は巨人と首位タイでターン。激戦を耐える姿を称賛した。

 選手だけではない。「活躍の裏にはトレーナーや、裏方さんの支えがある」とし、「連敗はしているけど、誰かの責任にしたらチームは良くない。俺はそれは絶対にしない。残り試合、ここからもっとしんどくなるけど、みんなで頑張ろう」と呼びかけた。語ったのはチームの将として勝敗を背負う覚悟と、共に戦う決意。一丸野球で歩みは力強さを増す。(デイリースポーツ阪神担当・田中政行)