後輩たちがもみ合う様子をじっと眺めていたメッシ。(C)Getty Images

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[北中米W杯・決勝]スペイン 1−0 アルゼンチン/7月19日/ニューヨーク・ニュージャージー・スタジアム

「こんな終わり方は稀代のスーパースターにふさわしくない」

 負けたからではない。試合後の後味があまりにも悪かったからだ。

 北中米ワールドカップで連覇を目指したアルゼンチン代表は、現地7月19日にニューヨークで開催された決勝で、スペイン代表と対戦。圧倒的に押し込まれながら、延長戦まで無失点で抑える粘りをみせたものの、106分にフェラン・トーレスのゴールで被弾し、万事休した。

 試合後、両軍が激しくもみ合う乱闘が勃発し、暴力行為を働いたアルゼンチン代表レアンドロ・パレデスはレッドカードを受けている。
 
 その様子を、離れたとことからじっと見つめていたのが、アルゼンチンの主将リオネル・メッシだった。

 試合中であれば、キャプテンとして仲裁に入っていたかもしれない。だが、勝負は決した。120分間プレーし、疲労困憊の39歳は、寂しそうな表情で、小競り合いをじっと眺めていた。

 まだ、明言はしていないが、これがワールドカップでの最後の試合になる可能性は低くない。こんな形で終わりを迎えてしまったのは、本当に残念でならない。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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