【W杯】エムバペ 2発で得点ランク単独トップ浮上! メッシに2点差も「決勝に出たかった」
◇W杯北中米大会3位決定戦 フランス 4―6 イングランド(2026年7月18日 マイアミ競技場)
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会3位決定戦が18日(日本時間19日)に行われ、イングランドがフランスに6―4で勝って3位となった。FWブカヨ・サカ(24=アーセナル)のハットトリックなどで壮絶な打ち合いを制した。1試合の合計2桁得点は44年ぶり。フランスのFWキリアン・エムバペ(27=Rマドリード)は2ゴールを挙げて今大会10得点とし、W杯通算でも22得点でいずれもメッシ(アルゼンチン)をかわして単独首位に浮上した。
前半終了で0―4。目標を見失いがちな一戦でフランスの主将エムバペが自らプレーで修正を施した。
後半3分に右後方からのパスに左足を合わせて反撃の口火を切ると、6分後には絶妙なスルーパスで追加点をアシスト。さらに同21分に今大会4度目となる1試合2得点を記録して1点差に詰め寄った。試合後は「ただチームの勝利を助けようとしているだけ」と素っ気なかったが、そんなシンプルな思いが一瞬とはいえ奇跡的な逆転劇さえ期待させた。
結果的にフランスにとって大会ワーストの6失点で敗れたが、意地を示した2発でW杯通算最多の22得点。1大会2桁得点は70年大会のG・ミュラー(西ドイツ)以来、史上4人目だ。史上初の連続得点王に向けてもメッシに2点差をつけた。「そんなことよりも決勝に出たかった」と訴えたエムバペに加え、その2得点を演出したMFオリセも70年大会のペレ(ブラジル)の6を抜き、記録が残る66年以降の1大会最多の7アシストをマーク。屈指の攻撃力を改めて見せつけた。
今大会で退任するデシャン監督はW杯記録を更新する26試合目の指揮を勝利で飾れなかったが、後半の逆襲に「少なくとも何かを見せられた。代表に尽くしてきたことを誇りに思う」と訴えた。4位に終わったが、プライドを胸に大会を去る。

