【W杯】サカ イングランド史上4人目のハット! 44年ぶり乱打戦制し3位「いい形で締めくくれた」
◇W杯北中米大会3位決定戦 イングランド 6―4 フランス(2026年7月18日 マイアミ競技場)
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会3位決定戦が18日(日本時間19日)に行われ、イングランドがフランスに6―4で勝って3位となった。FWブカヨ・サカ(24=アーセナル)のハットトリックなどで壮絶な打ち合いを制した。1試合の合計2桁得点は44年ぶり。フランスのFWキリアン・エムバペ(27=Rマドリード)は2ゴールを挙げて今大会10得点とし、W杯通算でも22得点でいずれもメッシ(アルゼンチン)をかわして単独首位に浮上した。
イングランドが地元開催で優勝した66年に次ぐ好成績で大会を終えた。2チームの合計得点が2桁に到達したのはハンガリーがエルサルバドルに10―1で勝利した82年大会以来44年ぶり。準決勝から中3日のフランスに対し、中2日という不利な条件にも打ち勝った。3位決定戦は3度目の挑戦で初勝利。トゥヘル監督は「今日のパフォーマンスと精神力は、いくら称賛してもし切れない」と称えた。
前半3分にライスが右足弾で口火を切り、前半だけで4得点。1点差に詰め寄られた後半追加タイムにMFベリンガムが今大会7点目を決めて試合を決定づけた。FWサカは今大会通算300点目の記念弾を含むハットトリック。1試合3得点は86年得点王のリネカー、現エースFWのケーンらに次いでイングランドで4人目となった。アキレス腱を痛めた影響を引きずって迎えた今大会は先発機会が限られたが「いい形で締めくくれた」とうなずいた。
試合前には、手首を負傷してプレーできないJ・ヘンダーソンが仲間に「次にW杯の試合に出る機会がいつ訪れるかなんて誰にも分からない」と訴えて士気を高めた。過密日程の影響で出場機会のなかった主将のケーンは「国外でのW杯では最高成績。ポジティブな要素は多くある」と強調。北中米の地でサッカーの母国が威信を示した。
<44年ぶり乱打戦 両軍計10点>3位決定戦は合計10ゴールの打ち合いになった。両チーム合計2桁得点は82年大会のハンガリー10―1エルサルバドル以来44年ぶり通算6度目で、最多は54年準々決勝オーストリア7―5スイスの計12得点。3位決定戦では初で、58年フランス6―3西ドイツの9得点を上回った。

