「納得がいかない」“無敵艦隊”に完敗で3大会連続決勝進出の夢破れる 仏監督は主審に苛立ち「あの審判に準決勝を裁く実力があったのか?」【W杯】

レフェリーのジャッジに不満、そして苛立ちを隠せなかったデシャン(C)Getty Images
夢の3大会連続での決勝進出を逃したフランス代表。試合後に指揮官から漏れたのは、主審に対する恨み節だった。
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現地時間7月14日に行われた北中米ワールドカップ(W杯)の準決勝で、スペイン代表と対戦したフランスは0-2と完封負け。「事実上の決勝戦」とも言われた好カードで力負けをし、2018年のロシア大会以来となる優勝を逃した。
22分に献上したPKをミケル・オヤルサバルに決められて先制を許したフランスは、反撃に転じようと試みるが、スペインの組織的な守備を前に苦戦。頼みの主砲キリアン・エムバペも徹底マークの前に鳴りを潜める。
そして、一進一退の攻防が続いた58分にフランスはDFラインの背後を突破したペドロ・ポロに値千金の追加点を献上。今大会を怒涛の6戦全勝で勝ち上がってきたレ・ブルー(フランス代表の愛称)は、無敵艦隊(スペイン代表の愛称)の前に沈んだ。
試合後、ディディエ・デシャン監督はやりきれない想いを口にした。母国の放送局『M6』のフラッシュインタビューに応じた指揮官は、「今、選手たちは打ちひしがれている。自分たちのやるべきことを理解しているチームに対して、我々は一歩劣っていたことを認めざるを得ない」と率直な心境を吐露。そして、「これは自分たちの責任であり、誰かを非難するつもりはない」と前置きした上で、エルサルバドル出身のイバン・バートン主審への隠しきれない不満を口にした。
「ただ、私はあなた(インタビュアー)に問いを投げかけたい。果たして、あの主審にワールドカップの準決勝を裁く実力があったのだろうか? それだけのレベルを持っていただろうか? 私たちには納得のいかない判定がいくつかあった……。今日、私が何か言えば、負けたから泣き言を言っているように見えるのは分かっているがね」
これに「あなた自身はどう考えていますか?」と切り返されたデシャン監督は「それは私の役割ではない。皆さんが答えるべきだと思う」とキッパリ。そして、「第四審判と第五審判は私の傍にいて、必要なレベルにあったと思う。だが、残念ながらピッチ内にいた彼が試合を裁くべきレベルだったかは私には分からない。だから私は今夜の審判に対して、皆さんに答えてもらいたい」と続けた。
この指揮官の様子を伝えたフランスの日刊紙『Le Parisien』によれば、デシャン監督はハーフタイムに時点で「フランス側へのファウルが十分に取られていない」と主張。さらに試合中に第4審判と口論になる場面もあり、「デシャンは審判の判定について議論しないという方針を持っていたが、苛立ったことで、ルールを破った」と伝えた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]

