ソフトバンクの城島健司CBO(左)とスタンフォード大学の佐々木麟太郎(ソフトバンク球団提供・共同)

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【マーリンズ8巡目指名の現実と今後】

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 これが他球団の、しかも1位指名でなければ迷うこともないのだろうが……。

 昨秋ドラフトで佐々木麟太郎を1位指名したソフトバンク。城島健司CBOは今春キャンプでの日刊ゲンダイDのインタビューに、「(メジャーは)下位指名だと、上がれないとは言わないけど、チャンスは少ない。米国ははっきりしていますから」と話していた。

 マーリンズの8巡目指名は全体で235位。一方、ソフトバンクは「その年で一番いい選手を1位指名する」という方針。佐々木のことを最大限評価しており、それは入団後の待遇差にも表れる。

 その一つが、ポスティングだ。ソフトバンクは12球団で唯一、この制度を使用しておらず、メジャー志向が強かった和田や千賀(現メッツ)でさえ認められなかった。

 城島CBOはしかし、日刊ゲンダイの取材に「僕らは一貫してブレてない。やったことがないだけで、ポスティングを認めないと言っているわけじゃない」と発言。さらに「メリットがあれば、球団方針でやりましょうとなることは十分ある」と話した。

「それだけでも十分『特別扱い』だが、入団後も手取り足取り、手厚い育成が約束されるでしょう。ソフトバンクは各界からヘッドハンティングしたスポーツ科学の専門家がスタッフに揃っており、育成システムも12球団トップクラス。今季中に入団した場合、一軍昇格も可能です。一日でも早く一軍の戦力になれば、それだけポスティングされる日も近づく。マイナーで競争を制してメジャー昇格を勝ち取るのに比べ、どちらが早いかということです」(球団OB)

 “急がば回れ”も一つの選択肢だ。

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 それでもソフトバンクを蹴ってマーリンズ入りを選んだ場合、どのような未来が待っているのか。プロ野球界とは雲泥の差とも言える、「メジャー到達率20%」の過酷すぎる生存競争とは。●関連記事 【もっと読む】佐々木麟太郎を待ち受ける「8巡目指名」の地獄 では、それらについて詳しく報じている。