【異例の豊漁】「うなぎ商戦」が過熱 店長「“イケイケどんどん”行く」国産うなぎ2000円→1700円台に 「総重量1キロ悪魔盛」も
夏を乗り切るスタミナ源といえばやっぱり「うなぎ」。今年はウナギが豊漁で、「土用の丑の日」を前に早くも安値商戦が始まっています。物価高が続くなか、消費活性化の起爆剤として様々なサービスが行われています。
■千葉市の鮮魚店 国産うなぎ蒲焼きが1706円

今月26日の「土用の丑の日」を前に、千葉市の鮮魚店「石毛魚類 千城台本店」では早くも売り場を大展開しています。たっぷり脂がのっているという国産うなぎの蒲焼きは1706円です。
来店客
「安いんじゃない。(前は)2000円とかね。これだったら買い時だよね」
ご飯の上にのせれば、それだけでごちそうです。去年の「土用の丑の日」には国産うなぎは2000円くらいでしたが、今年は今と同じ1700円ほどで販売できそうだといいます。また、中国産も去年より200円ほど安く販売できそうだということです。
来店客
「これなんてこれは絶対得です。3人で食べられます」
早くも活気づく「うなぎ商戦」。物価高の中、安く食べられるうなぎは消費活性化の“起爆剤”としても期待されています。
石毛魚類 千城台本店 山田昌央店長
「“イケイケどんどん”行くつもりです。限界まで下げられるので、それ(うなぎ)を目当てで来てもらえたら」
大手スーパー「イオン」でも、鹿児島県産のうなぎ蒲焼(156グラム)を「土用の丑の日」に向け、去年より500円ほど値下げした2354円で販売します。販売期間は7月24日から26日までです。
稚魚の豊漁などで東京の市場ではうなぎの安値が続いていて、今年5月の卸売価格は去年と比べて2割以上も安くなっています。
■「うなぎり」30個完食なら1万2000円が無料

この“異例の安値”を受け、東京・新宿区の「鰻次郎 神楽坂」では太っ腹なサービスを実施しています。ドーンと置かれたのは、国産うなぎを使ったおにぎり、その名も「うなぎり」30個です。職人が焼き上げるため味も本格派です。
every.取材班
「フワッフワのうなぎに香ばしい香りがしっかりしていて満足感のある一品です」
なんと、この「うなぎり」30個を30分で完食できれば、料金1万2000円が無料になります。この企画は前日までの予約制です。飽きてきたらバターをのせたり、だしをかけたりと“味変”もできます。
東京鰻次郎 吉田和敏 代表取締役
「(完食に)成功した人が1人だけいます。(国産の)うなぎの仕入れ値が15%から20%下がっているので、その分還元できるなと」
うなぎを安く仕入れられるため、「うなぎり」の知名度アップを狙いこの企画を始めたということです。ほかにも50個と100個のコースがあり、食べきれない場合でも持ち帰ることができるため、無駄は出ないということです。
■総重量1キロ超えの「悪魔盛」

安さが売りのチェーン店「名代 宇奈とと 新宿センタービル店」も、今年は「量」で消費者に還元しています。その名も「鰻とだし巻き玉子丼 悪魔盛」です。
every.取材班
「かなり大きいですね。1食とは思えない重さなんですけど」
容器の重さをのぞいても総重量はなんと、1キロ超えです。中国産のうなぎをまるごと1匹使用した「悪魔盛」は2980円で、定番のうな丼と比べると圧倒的なボリュームです。(今月25日と26日は販売休止)
国産同様、実は中国でもうなぎの稚魚が豊漁だということです。財務省の貿易統計によりますと、今年5月の中国産うなぎの輸入価格はおよそ2200円と、去年5月のおよそ4060円から半額ほどになっています。
名代 宇奈とと 国内責任者 田中朝也さん
「相場の方は今後も下がってくると予想しています。お客様に満足いただけるメニューで還元していければと思います」

