山本由伸 5回まで無失点で9勝目権利 米国250周年独立記念日、2年連続2度目球宴選出“御礼”の好投
◇ナ・リーグ ドジャース―パドレス(2026年7月4日 ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手(27)が4日(日本時間5日)、本拠でのパドレス戦に先発。5回までを3安打無失点の好投で、今季9勝目の権利を手にした。
集中力で立ち上がりのピンチを断ち切った。初回、先頭のタティスに初球のカーブを捉えられて左前打で出塁を許すと2死後、前回登板で本塁打を許している4番・シーツに右前に運ばれ、一、三塁の場面を招いた。それでも動じることはない。フランスを97.6マイル(約157.1キロ)直球で空振りの3球三振に仕留めると、右腕は堂々と胸を張ってベンチへと戻った。
回を追うごとに調子を上げていった。2回も先頭打者を安打で出塁させたが、併殺と三振で結果的に3人でこの回を終えると、3回はこの試合初めての3者凡退。カンプサノを96.7マイル(約155.6キロ)、クロネンワースを97.6マイル(約157.1キロ)とともに直球で空振り三振に仕留めるなど、付けいる隙を与えなかった。
米国建国250周年の独立記念日となったこの日、山本は帽子のロゴ、背番号などが星条旗をモチーフにしたデザインとなっている特別仕様のユニホームを着用。グラウンドには「250」のロゴが描かれ、試合前には巨大星条旗のもとで国歌斉唱が行われた。米国にとっても特別な日に、特別なユニホームを身にまとい、全力で腕を振った。
前回登板の6月27日(同28日)パドレス戦では序盤から持ち味の安定感を存分に示し、6回を5安打2失点と好投。今季12度目のクオリティースタート(QS=6投球回以上、自責点3以内)をマークし、8勝目を手にした。
この日、大リーグ機構(MLB)は今月14日(同15日)にフィラデルフィアのシチズンズパークで開催するオールスターゲームの全出場選手を発表。山本はMLB推薦で2年連続2度目の選出となった。初選出となった昨年は、試合前恒例の「レッドカーペットショー」などには参加したが、球宴前最終登板から中1日となったため登板を回避。今年は大舞台での初めての登板も期待される。

