漫画「男性客に店内で追いかけられた話」のカット(鈴音ぽよさん提供)

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 主婦の鈴音ぽよさんの漫画「男性客に店内で追いかけられた話」が、Xで話題となっています。

【漫画】本編を読む

 高校生の頃、作者はスーパーでアルバイトをしていました。夕方以降はレジに立つことが多く、この日もいつものようにレジ打ちしていると、1人の男性客が現れ…という内容で、身近な接客業で起きた出来事に、読者からは驚きと恐怖の声が上がっています。

徐々に違和感を覚えるようになり…

 鈴音ぽよさんは、Xやブログ「気にしすぎるアラフォー絵日記」で作品を発表しています。鈴音ぽよさんに作品について話を聞きました。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

鈴音ぽよさん「絵を描くのが好きだったので、小学校くらいから漫画のまね事のようなことはしていました。学生時代は、漫画を描いて地元のイベントに参加したりもしていました。今のエッセー漫画のスタイルで描くようになったのは、30歳を過ぎてからです」

Q.今回の漫画を描いたきっかけを教えてください。

鈴音ぽよさん「過去に衝撃的な出来事はなかったかなあ…と記憶をたどってみたときに、ふと思い出したのがこの話でした。『そのつもりがなくても、受け取り手次第では、こんなふうに怖い思いをしていることもあるんだよ』と知ってもらえたらいいな、と思い描きました」

Q.いつくらいから、その男性の行動に違和感を覚えるようになりましたか。

鈴音ぽよさん「他のレジが空いていても私のレジを待っていたので、最初は『空いていることに、気付いていないのかな』と思っていました。しかしある日、他のスタッフが『こちら空いています!』と案内しても、『このレジが空くのを待ちます』と言うのを見て、意図的だと確信しました」

Q.当時、一緒に働いていた人の配慮で、救われたことや印象に残っていることはありますか。

鈴音ぽよさん「例の男性客が来店したら、すぐにレジ応援を呼んで離れていいことにしてもらったことや、閉店後のお店周辺では、必ず誰かが付き添ってくれたことです。1人きりになるのがとても怖かったので…」

Q.若かったからこそ、対応に悩んだ部分はありましたか。

鈴音ぽよさん「当時高校生で経験が浅く、『どこからどこまでが普通で、どこからが異常』なのか、見極める判断材料が少なかったので困りました。怖い目には遭いたくないけど、自意識過剰、勘違い女だと思われるのも嫌でした」

Q.この経験をきっかけに、人との距離感や防犯意識などで変わったことはありましたか。

鈴音ぽよさん「どんな人にも親切丁寧な接客が正しいと思っていましたが、この経験から『誰にでも同じように接することが、必ずしも正解ではない』と学びました。以来、少しでも違和感を覚えた相手には距離感に気を付け、警戒して接するようになりました」

Q.今回の作品について、どのようなコメントが寄せられていますか。

鈴音ぽよさん「『怖い』『お店のスタッフさん、もう少し防犯意識を持って!』『自分も同じような経験をしたことがあります』などのコメントがありました。これは20年ほど前の出来事で、今は防犯意識も高まっているため、こうしたことは減っていると思っていました。しかし、現在も同様の被害が多いと知り、驚きました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えてください。

鈴音ぽよさん「『連載物』と『日常絵日記』をコンスタントに描いていけたらいいなあと思っています」