テレビ金沢NEWS

写真拡大 (全7枚)

地震で損傷した七尾市和倉温泉の護岸工事が、海に面する旅館前の一部区間で完了しました。
復興に向けた歩みが着実に進んでいます。

七尾湾を望む和倉温泉では。
■テレビ金沢・山下実々 記者:
「旅館の再建が進む中、和倉港周辺の護岸が完成しました。海の波から温泉街全体を守る重要なインフラとなっています」

地震で損傷した護岸、約3.5キロについては、これまで国と石川県、それに七尾市などが分担して復旧工事を進めてきました。
今回工事が完了したのは海沿いの旅館が多く立ち並ぶエリアで、国が整備を進めてきた約1.3キロの区間です。
これにより、復旧済みの部分と合わせると、護岸全体のおよそ7割で工事が完了したことになります。

七尾湾の眺望も魅力の一つの和倉温泉。
震災前と変わらず海を望めるように、可能な限り以前と同じ位置と高さに合わせ護岸が整備されました。

完成した護岸の真後ろに位置する旅館・美湾荘。
大浴場や客室からは七尾湾を一望することができます。

■美湾荘 多田直未 社長:
「なんといってもこの素晴らしい景色」「そこが守られたのはすごく感謝しています」

こちらの旅館は、去年11月に営業を再開し、一部の部屋で一般客を受け入れていますが、現在も被害を受けた棟の建て替えが進められるなど、復興はまだ道半ば。
こうした中、護岸完成に伴うさらなる復興工事の加速に期待を寄せます。

「これから先も本当に不透明で皆さん不安は大きい中ですけれども」
「この工事が無事に早急に終わるということがこれから和倉温泉の復興の足がかりになる」

復興に向け一歩ずつ前へ。
残る護岸工事について国と県では、今年度中の完了を目指すということです。