元日本代表の本田圭佑【写真:スポーツ報知/アフロ】

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日本テレビが放送局をまたいだ連携を提案

 熱狂を見せている北中米ワールドカップ(W杯)。

 日本時間6月21日に行われたグループステージ第2戦のチュニジア戦は、世帯平均視聴率33.2%、瞬間最高視聴率は37.0%に達した。その盛り上がりに一役買っているのが、元日本代表MF本田圭佑(40、FCジュロン)の自由すぎる解説だ。2022年カタールW杯でもABEMAで解説を務めたが、今回は日本テレビ、NHKと放送局が変わる中でも横断で出演している。異例の起用法となった舞台裏に迫った。(取材・文=FOOTBALL ZONE編集部)

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 日本テレビで放送されたチュニジア戦でも全開だった。「鎌田さんうま〜!左足ぴょんやって!」「あの神シュートですよ。股(抜き)、サイドネットは神です」「ナーイス、冨安さん。10分くらい、今のブロックで話せます」「こっからはイケイケ、ドンドンです」と多くの語録を残し、中継を盛り上げた本田圭佑。今やW杯中継に欠かせないコンテンツとなっている。

 前回のカタール大会では動画配信サービス「ABEMA」で解説を務めていたが、今回は日本テレビ、NHKと地上波放送局に出演。異例の“局またぎ”が実現している。

本田圭佑プロジェクト」が動き始めたのは、W杯のグループステージ抽選会が終わった直後の12月中旬。日本代表戦の中継を、NHK、日本テレビ、フジテレビの3局が放送することが決まった。時を同じくして、日本テレビが本田サイドにオファーした所から始まった。

 関係者によると、第2戦の中継が決まっていた日本テレビは、前回のカタール大会で話題になっていた本田圭佑の解説にいち早く注目。今大会の放送を盛り上げるために、解説での起用を含めたオファーをしたという。

 前向きな返答を示した本田側とは今年に入り、日本テレビが打ち合わせを実施。その中で、テレビ局を横断して起用する構想が浮上。日本テレビも独占ではなく、日本全体でW杯を盛り上げるために、放送局で横断して連携する形を各局に提案。NHKもその案に賛成し、起用に踏み切ったことで、今回の局またぎが実現した。

 前回はABEMAでの起用だったためサッカーファンが中心だったが、今回は地上波での出演のため、よりライト層が視聴している。選手をさん付けで呼ぶなどの独自解説がライト層にも好評を呼んでおり、W杯の盛り上がりに一役を買っている。

 日本時間26日に行われる第3戦のスウェーデン戦は、再びNHKで解説を務める。森保ジャパンの戦いぶりと共に注目を集める“本田節”。テレビ局も異例のタッグでW杯を盛り上げている。(FOOTBALL ZONE編集部)