【W杯】瀬古「もうボランチで行くと思う」 遠藤離脱で覚悟決める 主将の無念に「悲しい。つらいけど…」
◇W杯北中米大会1次リーグF組 日本 ― オランダ(2026年6月14日 ダラス)
日本代表はW杯開幕の11日(日本時間12日)、ベースキャンプ地の米テネシー州ナッシュビルで全体練習を行い、14日(同15日)のオランダ戦に向けて調整した。この日、主将のMF遠藤航(リバプール)が負傷のため離脱することが決定。DF瀬古歩夢(ルアーブル)は本職のセンターバック(CB)ではなくボランチ起用の可能性が高まった。
瀬古は取材エリアで開口一番、自らに言い聞かせるかのように話した。「もうボランチで行くと思う。初戦に向けていい準備をするだけ」。覚悟は決まった。
遠藤離脱による追加招集はFW町野修斗(ボルシアMG)に決定。これでボランチを主戦場とする選手はMF鎌田大地(クリスタルパレス)、MF佐野海舟(マインツ)、MF田中碧(リーズ)の3人となったが、追加招集は町野だった。所属クラブでボランチをこなしてきた瀬古を起用することでメドがたった証だ。
先月31日の壮行試合アイスランド戦では後半開始からボランチで出場。田中とのダブルボランチで安定したプレーを見せると、後半途中からは3―1―4―2のアンカーの位置で攻守に効果的なプレーを見せた。今回の緊急事態にも「いつも通り、今までやってきたことをやれればいい」と冷静だ。
もちろん遠藤の離脱には胸を痛めている。「悲しい。今までチームを引っ張ってきてくれた人がいなくなるとつらいけど、もう起きた事実は変わらない。いるメンバーで上を目指すために頑張りたい」。今こそチームで底力を発揮する。
