冬物のしまい洗いや梅雨入り前のこの時季は、「洗濯機」のお手入れを見直す絶好のタイミングだそう。ナチュラルクリーニング講師の本橋ひろえさんに、今日からできる簡単なお手入れ方法を教えてもらいました。

冬物のしまい洗い前に。見直してほしい「洗濯習慣」

季節の変わり目は、冬物のしまい洗いをする人も多い時季。衣替えの前に、洗濯機もすっきりキレイにしておきませんか。

【写真】洗濯のたびにサッと拭くクセを

普段のお手入れをおろそかにしていると、洗濯機の中に湿気や汚れが残り、雑菌やカビが繁殖しやすくなります。その結果、洗濯物のにおいや仕上がりに影響することも…。

洗濯機を清潔に保つには、定期的な洗濯槽クリーニングはもちろん大切。でもじつは、それと同じくらい大事なのが毎日のちょっとした習慣です。

今回は、冬物のしまい洗いや梅雨前のこの時季に見直したい、洗濯機を清潔に保つための簡単な「お手入れ習慣」を紹介します。

洗濯後はフタをあける。「乾かすこと」がいちばん大切

洗濯機は、毎日たっぷりの水を使う家電です。そのため、洗濯後にフタを閉めたままにしていると、洗濯槽の中に湿気がこもりやすくなります。

洗濯が終わったら、まずはフタをあけて内部をしっかり乾燥させましょう。これは縦型洗濯機でもドラム式洗濯機でも共通する、もっとも簡単で効果的なお手入れです。

洗濯槽の汚れやカビは、湿気が残ることで発生しやすくなります。なので、まずは「乾かすこと」を習慣にしたいですね。

湿度が高くなってくるこれからの季節は、洗面所の換気扇を回したり、サーキュレーターを活用したりするのもおすすめです。洗濯機まわりの風とおしをよくすることで、より乾きやすくなります。

毎日1分でOK。洗濯機まわりの「簡単お手入れ習慣」

洗濯機の汚れは、洗濯槽だけではありません。意外と汚れがたまりやすいのが、

・洗剤、柔軟剤の投入口 ・フタ裏 ・ゴムパッキン(ドラム式) ・糸くずフィルター

です。

なかでも洗濯機のフチ裏は、ホコリや洗剤汚れが残りやすい場所。100円ショップなどで購入できる隙間掃除用のグッズを活用して、汚れを取り除きましょう。

また、糸くずフィルターは、毎回のお手入れを習慣にしたい部分です。湿った糸くずやホコリをそのままにしておくと、カビや雑菌の原因になることがあります。さらに、水の流れや乾燥効率に影響することも。

洗濯物を取り出したら、ついでにフィルターのゴミも捨てる。たったこのひと手間が、洗濯機を清潔に保つことにつながります。

見落としがちな場所こそ、こまめにチェックしたいですね。

定期的な“洗濯槽クリーニング”も忘れずに

厚手の衣類を洗う機会が多かった冬が終わり、季節の変わり目を迎えました。今の時季は、洗濯機のお手入れを見直す絶好のタイミングです。

洗濯後にフタをあけて乾かすことや、糸くずフィルターのゴミを取り除くことなど、毎日のちょっとした習慣を続けるだけでも、洗濯機は清潔な状態を保ちやすくなります。

ただし、日々のお手入れだけで十分というわけではありません。忘れたくないのが、定期的な洗濯槽クリーニングです。

洗濯槽クリーニングの方法や推奨される洗浄剤は、洗濯機の種類やメーカーによって異なります。取り扱い説明書を確認しながら、季節の変わり目などを目安に実施するとよいでしょう。

とくにこれからの季節は、気温や湿度が高くなり、洗濯機の内部にも湿気がこもりやすくなります。

毎日のお手入れと、定期的な洗濯槽クリーニング。どちらかひとつではなく、両方を組み合わせることで、洗濯機をより清潔に保つことができます。

気持ちよく洗い上がった衣類を身につけるためにも、この機会に洗濯機のお手入れ習慣を見直してみませんか。

※洗濯槽のお手入れ方法は機種によって異なります。縦型洗濯機でもメーカー指定の洗浄剤やお手入れ方法が推奨されている場合がありますので、必ず取り扱い説明書をご確認ください