製造現場の知見を農福連携に活かす ホンダ太陽が農業参入 湯布院の宿泊施設と連携 大分
障害の有無によらず誰もが関われる農業を目指そうと、由布市に実証拠点施設が完成しお披露目されました。
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由布市湯布院町に開設された農業の実証拠点施設。この取り組みは、ホンダ太陽(日出町)と、由布市で宿泊施設を展開する「ENOWA YUFUIN」が連携して実施します。
27日に開かれた会見ではプロジェクトの構想が発表されました。
(ホンダ太陽・山口潤社長)「今回のラボでのチャレンジで、農業を誰もが働きやすい形に変えていきたい」
施設は「ENOWA YUFUIN」自社農園の敷地内に整備。障害者雇用を進めてきたホンダ太陽が製造現場で培ったノウハウを活かして、車いすでも安全に作業が行えるよう設備を開発しました。
(ホンダ太陽・山口潤社長)「どういったところに配慮が必要か長年の経験で持っている。それを組み入れた形で工程を最適化して、エノワさんと組んで付加価値を高めて何とか事業にできるのではと思い始めることになった」
施設では今後、イチゴやライチ、バニラビーンズなどの栽培実験を行い、事業化を目指します。
異業種参入の背景は?
農業の担い手不足は全国的な課題となる中、障がいのある人の就労を支援する「農福連携」への関心が高まっています。
ホンダ太陽は農業分野への参入は初めてですが、ユニバーサル設備の研究開発や作業工程の標準化など、長年の製造現場で培ったノウハウを農作業にも展開していく方針です。
また、今回連携するエノワユフインは、ミシュランガイドのホテル版となるミシュランキーにも選ばれており自家農園での栽培実績もあります。
互いの知見を組み合わせて付加価値の高い農作物の栽培を目指します。
さらに、農業・福祉・観光の枠組みを横断した幅広い展開にも繋げたい考えです。
