JRT四国放送

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阿波市で毎年恒例になっている「オープンガーデン」。

自宅で季節の花々を育てている個人宅の庭などを、2日間限定で公開するイベントです。

佐々木さんが一足先にお邪魔して、2026年の見どころを取材しました。

(佐々木)
「まずお邪魔するのは、こちらのお庭。うわ~鮮やかですね、お庭の名前は『プティ クール』フランス語で『小さな中庭』という意味です」

テーマは「南ヨーロッパ」。

パッと目に飛び込む、鮮やかな色の花と緑のコントラストが特徴です。

庭には、約100種類のバラをはじめ、ナスタチウム、アメリカフジなど季節の花が咲き誇ります。

オープンガーデンとは、約100年前にイギリスではじまった個人宅の庭を一般に公開する催しのこと。

阿波市では毎年この時期にオープンガーデンを開催し、2026年は全部で12の庭が公開されます。

(佐々木)
「今年の見所は淡い紫など、ブルーローズをたくさん揃えたこと。中でもこちら『ラプソディー・イン・ブルー』という名前のバラ濃い紫色をしています。匂いを嗅ぐとスパイシー系の強い香りがします」

庭主の多田洋子さん。

小学校の先生を退職し、今は元々好きだったガーデニングに夢中です。

(多田洋子さん)
「教員だったころに、自分の教室に色々な花を飾りたくて花を育て始めました。ちょうど今見頃を迎えました」

(佐々木)
「庭造りは大変なことも楽しいこともあると思うが、どんな時間になっているか」

(多田洋子さん)
「自分の健康のためにも楽しみにもなって、来年はどんな花を育てようかなっていう意欲の元になっています」

つづいてお邪魔したのは「さくらガーデン」。

庭主の吉村幸子さんに案内してもらいました。

(佐々木)
「ここ入った瞬間にヒンヤリ涼しいですね」

(吉村幸子さん)
「温度が2~3度違う」

古木を中心とした、緑に360度包まれた空間。

手作りの小道には、母屋に使われていた170年前の瓦や石を使っています。

しっとりと落ち着いた雰囲気が特徴です。

(佐々木)
「大きな木ですね」

(吉村幸子さん)
「だいたい200年以上は経っていると思います。しだれ糸杉」

(佐々木)
「しだれ糸杉」

(吉村幸子さん)
「すごいねって、この木を触ってパワーを貰う。『私も元気になりました』って言って毎年来てくれる人もいる」

(佐々木)
「幹が太いし、触るとごつごつしていて、この場所で生きてきたんだなって生命の強さを感じます」

庭で育てた季節の草花を生けるのも楽しみの一つ。

(吉村幸子さん)
「自分の至福の時間ゆったりした心豊かな日々、花との会話とか人との会話でできている(庭と)ともに生きてきたって感じがするね」

つづいてお邪魔したのは、美柚ガーデン。

(井原まゆみさん)
「ここに立つと庭の全体が見渡せる。花と野菜が一緒になった庭なので、ポタジェガーデンっていいます」

野菜やハーブが美しく植えられた、まるでアート作品のような庭。

リーフレタスやトマトなど、季節の野菜を育てて食べる暮らしを楽しむガーデンです。

(井原まゆみさん)
「基本は食べること、食べる野菜をここで作ったら、あとはちょっと買い物に行って、今が一番幸せ」
「まだある」

(佐々木)
「まだあるんですか」

(井原まゆみさん)
「昔の阿波町の花バーベナ・テネラがいっぱい咲いている」

(佐々木)
「カラフルなお庭がまた出てきました」

(井原まゆみさん)
「これがバーベナ・テネラ。ピンクの花、ここはバーベナ・テネラ畑。だって私一世を風靡した阿波町時代の担当者だったから」

“1990年に大阪で開かれた国際花と緑の博覧会で、当時の阿波町は町の花バーベナ・テネラ園を出展”

“井原さんは当時、阿波町の職員としてイベントに携わった”

(井原まゆみさん)
「なのでやっぱりバーベナ・テネラは愛おしい、今でも」

庭の数だけドラマがある。

それぞれの想いが詰まった自慢の庭を公開する阿波オープンガーデンは、5月9日と10日の2日間、開かれます。

風薫る清々しいこの季節に、草花を鑑賞しながら癒されてみてはいかがですか。

入場券は1人500円、中学生以下は無料です。