脳科学者の茂木健一郎氏が、自身のYouTubeチャンネル「茂木健一郎の脳の教養チャンネル」で「ものごとを考え抜いた人が、「自由」になる。」と題した動画を公開。他人に不快感を与える人の特徴に言及しつつ、真に「自由」になるためには物事を徹底的に考え抜くことが不可欠であると説いた。

動画の冒頭で茂木氏は、世の中には「会うと疲れる」「めんどくさい」と感じさせる人がいると問題提起する。茂木氏によれば、そうした人々は「自分自身がややこしかったり、めんどくさかったりする状況」におり、その内面的な問題が周囲に影響を与えているにすぎないという。その上で「他人を自由にするためには、自分が自由にならなくちゃいけない」と、問題の根本は自身にあると指摘した。

では「自由になる」とはどういうことか。茂木氏は「自己暗示とか意識高い系とか、そういうことではない」と述べ、安易な精神論とは一線を画す。真の自由について「物事とか人間のあり方とか、そういうことについて徹底的に考え抜かないと自由って現れない」と強調。「とらわれている」状態とは、「目の前に見えるものに心を奪われちゃってる」状態だと定義した。

最終的に茂木氏は、真に自由な人とは「物事を考え抜いた人」であり、古代ギリシャの哲学者ソクラテスがその一例だと語る。逆に、他人に不自由な思いをさせる人は「物事を考え抜いていない」からだと断じた。茂木氏は「物事を考え抜いて自由になろうぜ」と視聴者に力強く呼びかけ、思考を深めることで自分も他人も自由になれると主張。「そういう人になりたい」と自身の理想を語り、動画を締めくくった。

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