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多種多様な最新スーパーカー

加速力、最高速度、コーナリング性能、乗り心地など、さまざまな観点から、AUTOCAR英国編集部が選ぶスーパーカーのベスト10を紹介する。

【画像】公道走行にぴったりハマる「最高の911」が登場!【ポルシェ911 S/Tを写真で見る】 全22枚

スーパーカーのように、子供のような喜びに満ちた興奮を呼び起こすクルマは世界でもごくわずかだ。


AUTOCAR英国編集部イチオシのスーパーカーを10台紹介する。

「スーパーカー」という用語は少し意味が曖昧だが、本質的には、エキゾチックな独特の外観と圧倒的なパフォーマンス、物理法則の限界に挑戦するハンドリングを兼ね備えた、ハイパーカーよりも低価格なクルマを指す。

その性能を追い求める道筋も、長年にわたって変化してきた。現在は純粋なガソリンエンジンからプラグインハイブリッド、EVまで、あらゆるクルマが存在している。

また、エンジンレイアウトも驚くほど多様で、V6ターボ、自然吸気V10、フラットプレーンクランクV8などが燃焼性能の優劣を競い合っている。

AUTOCAR英国編集部は、幅広い能力を備えたポルシェ911 S/Tが最高のスーパーカーだと考えている。限定モデルではあるが、ほぼすべての面で本当に驚異的な1台だ。

(翻訳者注:各モデルの装備や価格は英国仕様に準じます)

1. ポルシェ911 S/T

デザイン:9点 インテリア:9点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:8点
長所:GT3にはない気楽さ 市販最高のエンジンの1つ 普通のクルマと同じ使いやすさ
短所:生産台数が少ない かなり大きいロードノイズ 定価で購入するのは難しい……
最大の特徴:純粋なドライビングの喜び

ポルシェ911のほとんどのバリエーションは素晴らしいドライビング性能を誇るが、911 S/Tはそれをさらに高いレベルに引き上げている。


1. ポルシェ911 S/T

「911 S/Tは、911のリア偏重の重量配分とわずかにオーバーステア寄りのバランス、独特のゆったりとした精度、力強さが魅力だ。その走りは実に満足感がある」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長(AUTOCAR英国編集部)

ポルシェのGT部門が開発したS/Tは、同ブランド史上最も魅力的なマシンの1つだ。まさに魔法のような911で、おそらく史上最高の911と言えるだろう。

4.0Lのフラット6エンジン(傑作)を搭載し、525psのパワーを最も滑らかな形で発揮する。0-100km/h加速は3.7秒だ。

シャシーとサスペンションにも多くの変更が加えられ、現代で最も乗り心地の良いロードカーの1つとなり、路面状況の悪い英国の道路でも、正確でレスポンスの良いハンドリングを見せてくれる。キャビンは少し騒々しいが、快適性も備わっている。

911 S/Tは、ポルシェ911のデビュー60周年を記念して発売され、初代の登場年にちなんで1963台のみ生産される。

非常に希少なモデルであり、新車価格は23万1600ポンド(約4440万円)だ。とはいえ、これから購入する場合は、おそらくその2倍近くの金額がかかるだろう。中古車の価格は50万ポンド(約9600万円)近くになる。

2. フェラーリ296 GTB

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:10点 コスト:8点
長所:電動化V6エンジンはほぼ欠点なし 自信に満ちたハンドリング 長距離でも快適な乗り心地
短所:ミドシップ・フェラーリのエントリーモデルとしては高価 コックピットレイアウトが精彩に欠ける インフォテインメントの操作系は要改善
最大の特徴:長距離ドライブの楽しさと快適性

かつてのF8トリブート、すなわち、跳ね馬バッジを付けた最後の純ミドシップガソリンエンジン車が生産終了になったことを、一部のフェラーリファンは残念がっていた。そして多くの人が、PHEVのフェラーリは先代の魂を欠いた影のような存在になるだろうと考えていた。


2. フェラーリ296 GTB

「穏やかで適応性がありながら、驚くほど速く表現力豊かな296 GTBは、運転する喜びに満ちており、V6エンジンの音は圧倒的だ」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

そうしたネガティブな前予想は、いい意味で裏切られた。フェラーリ296 GTBは、見事なまでに完成度の高い1台だ。このクルマの心臓部には、新しい3.0L V6ツインターボエンジンと166psの電気モーターが搭載され、合計出力830psという驚異的なパワーを発揮する。

そのパフォーマンスは、容赦なく、そして激しくセンセーショナルだ。加えて、電気のみでの走行可能距離も25kmと、印象的な数字を謳っている。

さらに注目すべきは、これほどのポテンシャルを秘めていながら、これほどまでに親しみやすく、魅力的なものに仕上げていることだ。

296 GTBはまさに驚異的なスーパーカーであり、電動化の進展が必ずしもドライバーの満足度の低下につながらないことを示している。

3. ランボルギーニ・レヴエルト

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所: V12エンジンを維持しながら電動化を実現 自然で直感的なハンドリング 十分なキャビンスペースとツーリングでの実用性
短所:45万ポンド(約8600万円)からという価格設定 控えめなデザイン 2026年の分まで完売……
最大の特徴:直線加速性能

ランボルギーニは、ミウラ、カウンタック、ディアブロなど伝説的なモデルを擁するV12シリーズの最新作として、電動スーパーカーのレヴエルトを投入した。


3. ランボルギーニ・レヴエルト

「これはAUTOCARがこれまでテストした中で最も速いスーパーカーであり、狂気的なスピードが3番目に称賛すべき点に過ぎないことが、レヴエルトの成功を物語っている」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

ライバルがエンジンをダウンサイジングターボ化して新たな時代に適応させる中、サンタアガタのエンジニアたちは、高回転の大排気量V12エンジンを残した。なぜなら、これがなければランボルギーニのフラッグシップたり得ないからだ。

レヴエルトは、ランボルギーニが設計した最も革新的で剛性が高く、軽量なカーボンファイバー製のスペースフレームとモノコックシャシーを採用し、3基の電気モーターとリチウムイオンバッテリーの重量を相殺している。

合計出力1015ps/9250rpm を発揮し、静止状態から2.5秒で100km/hに到達、最高速度は350km/hに達する。

車重1800kgという重量級のスーパーカーだが、電気モーターの技術によってハンドリングが強化されており、指示した方向に正確に曲がる。全体として、レヴエルトは非常に高度なエンジニアリングの結晶と言える。

4. マクラーレン・アルトゥーラ

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:効率的なパッケージングと軽量設計 サーキットでも公道でも、華麗な走りで楽しませてくれる 安定感とフィードバックに優れた、没入感のあるハンドリング
短所:前モデルほど乗り心地は良くない 一部のモデルに比べ、圧倒的なスピードには欠ける 信頼性に懸念あり
最大の特徴:毎日でも運転できる

リリース直後から、アルトゥーラの本気度は明らかだった。数多くの従来モデルとはほとんど共通点がなく、まったく新しいカーボンファイバー構造と電気アーキテクチャーを採用し、新しい3.5L V6ツインターボエンジンを96psの電気モーターと組み合わせている。


4. マクラーレン・アルトゥーラ

「アルトゥーラは、電動化によって進化したクルマだが、完全に一から作り直されたわけではない。多くの点で、優れたローエンドのマクラーレンのスーパーカーだ」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

アルトゥーラはモーターとバッテリーの重量を130kgに抑えるなど、可能な限り軽量化を目指して設計され、その結果、車両重量は1500kg未満となっている。また、電気のみでの走行可能距離は約30kmとされている。

パワートレインの総合出力は680psで、アルトゥーラは0-100km/h加速3.2秒、0-160km/h加速6.3秒を誇る。

一方、シャシーは一体感のある運転感覚とダイナミックな走りをあますところなく実現している。マクラーレンは油圧式パワーステアリングにこだわっており、指先にこのようなクリアなフィードバックを伝えてくれるライバル車はほとんどない。ボディコントロールも抜群で、フラットかつ高速なコーナリングも実現している。

5. ランボルギーニ・ウラカン・ステラート

デザイン:8点 インテリア:7点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:8点
長所:V10エンジンは希少で特別な存在 ウラカンにふさわしいフィナーレ 非常にエンターテイニング
短所:非常に騒がしい 荷室スペースが狭い 窮屈なキャビン
最大の特徴:オフロード性能

ウラカン・ステラートは、ランボルギーニの人気スーパーカー、ウラカンの最終モデルであり、おそらく最も楽しいバリエーションだ。これを実現するのは決して簡単なことではない。


5. ランボルギーニ・ウラカン・ステラート

「ランボルギーニのジュニア・スーパーカーは常に生まれながらのエンターテイナーだったが、このモデルではその特徴が最も際立っている」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

通常の四輪駆動ウラカンをベースに、車高を44mm上げ、25%柔らかいスプリングを採用。サスペンションのストローク量はフロントで35%、リアで25%増加した。フロントのトレッドは30mm、リアのトレッドは34mm拡大され、ホイールベースは9mm長くなっている。

そして、スーパーカーをオフロードで走らせる際に欠かせない、頑丈なプラスチック製のエクステリアトリムを装着している。確かに、世界で最も繊細なクルマとは言えないが、ランボルギーニ最後の自然吸気5.2L V10エンジンは、相変わらず素晴らしい走りを披露してくれる。

オフロードタイヤを履いたステラートは、最高出力610psのエンジンと素早いシフトチェンジを実現する7速デュアルクラッチ・トランスミッションの鋭さとは対照的に、ゆったりとした、スムーズで柔らかい乗り心地を特徴としている。

もし音がそれほど大きくなければ、日常の足としては間違いなくウラカンの中でベストチョイスだろう。乗り心地は申し分なく、フロアマットやドアの内張りが省略されているにもかかわらず、車内はよく遮音されている。

オフロード性能については、緩い路面での走行も驚くほどナチュラルだ。ダートや砂利道での運転は舗装路と同じくらい簡単で、率直に言って、ドライバーを酔わせる魅力がある。

6. マクラーレン750S

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:7点
長所:大型化していくライバルたちの中でフェザー級の軽さを維持 研ぎ澄まされたハンドリングによる、まさにセンセーショナルなパフォーマンス GT性能を備え、公道でも驚くほど安定した走行性能を発揮
短所:ブーストの効いたツインターボ V8はエキサイティングだが、まだ華やかさに欠ける 720Sからデザインが十分に進化していない それ以外は特にない……
最大の特徴:ブレーキ性能

前身となるマクラーレン720Sは、2017年に華々しくデビューした。実用性と驚異的なパフォーマンスを徹底的に追求することで、クラス最高の成果へとつながった。


6. マクラーレン750S

「マクラーレンは、720Sの部品全体の30%をこのモデルのために交換または改良したと主張している」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

間違いなく、720Sはかなり長い間、地球上で最高かつ最も完成度の高いスーパーカーだった。おそらく、最もエキサイティングなクルマではないし、最も過激なクルマでもない。ただ、最高なのだ。

その完璧なコーナリングバランスと、公道に適した滑らかな乗り心地と相まって、卓越したエルゴノミクスと運転視界、そして素晴らしい操作フィードバックとリニアなレスポンス(このクラスにありがちな過激なステアリングではなく)により、長年にわたり、この分野では唯一無二の存在だった。

しかし、720Sが2010年代のスーパーカーを完璧に磨き上げ、細部まで徹底的に追求したモデルだったのに対し、750Sは……まあ、基本的には同じものだ。同じように素晴らしいが、800psのプラグインハイブリッド・スーパーカーが存在する今の時代に、どこか古臭さを感じさせる、独特の立場にあるモデルだ。

マクラーレンは昨年、750Sに改良を施し、エクステリアのスタイリングを微調整した。エンジニアリング面では、ステアリングラックをややクイックに設定したほか、エンジンマウントの一部を強化し、新しいダンパーとホイールを採用、ブレーキシステムも刷新した。必要のない部分には大幅な変更を加えることなく、細部をアップデートした。

750S は、先代モデルほど技術的な魅力は薄いかもしれないが、依然として素晴らしい走りを実現している。

7. マセラティMC20

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:4
長所:スーパーカーとGTを融合したキャラクター 息を呑むようなデザイン 快適性
短所: V6ターボのサウンドは素晴らしいとは言えない ステアリングの反応がライバルほど明確ではない ランボルギーニやフェラーリのライバルほどドラマチックではない
最大の特徴:アジリティ

それほど遠くない昔、多くの人がマセラティは終焉を迎えつつあると感じていた。旧式化したギブリやクアトロポルテなど、ラインナップは精彩を欠き、かつての面影を失っていた。


7. マセラティMC20

「確かに、MC20には欠点がある。ライバル車に比べて高価で、軽量ではない。しかし、ダイナミックな面では軽快で楽しい走りを見せ、力強く個性的なキャラクターを持ち、日常使いにも十分な汎用性を備えている」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

そこへ突然、高級スーパーカーのMC20が登場した。はじめはアルファ・ロメオとして開発が開始され、後にマセラティが引き継いだとされるこのスーパーカーは、ミドシップ・エキゾチックカーの条件をすべて満たしている。

まず、カーボンファイバー製のシャシー、全輪ダブルウィッシュボーン式サスペンション、そして最高出力630psを発生するまったく新しい3.0L V6ツインターボエンジンが搭載されている。0-100km/h加速を2.9秒で走り、最高速度は325km/hに達する。ランボルギーニのV10エンジンのようなドラマチックなサウンドは期待できないが、このクラスとしては十分な性能だ。

一方で、MC20を特別な存在たらしめているのが、直線以外の部分で示す走りだ。

まず、車両重量が1500kg前後と比較的軽量で、クイックなステアリングと相まって、ガゼルのような俊敏性を発揮する。このコーナリングダイナミクスと、日常の運転でも本当に快適に乗りこなせる乗り心地を両立させているのだ。

8. ポルシェ911 GT3 RS

デザイン:9点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:9点 コスト:7点
長所:これまでで最も野心的なサーキット向け911 レースカー並みのダウンフォースと精巧に作り上げられたキャビン 公道でもサーキットでも、自信を持ってフルアタックできる
短所:通常の911 GT3よりも軽量であるべき ダウンフォースのために実用性が犠牲になっている 入手はおそらく困難
最大の特徴:サーキットでの走行性能

通常のポルシェ911 GT3は素晴らしいクルマだと思っていたが、そこに新型911 GT3 RSが登場した。


8. ポルシェ911 GT3 RS

「卓越したパワートレインもあって、これはまさに伝説的な911だ。オーナーをこれまで経験したことのない興奮の道へと導いてくれる1台だろう」
――リチャード・レーン、ロードテスト副編集長

最高出力525ps、最大トルク47.4kg-mを誇るGT3 RSは、0-100km/h加速を3.2秒で達成してしまう驚異的なパフォーマンスを備えた技術的傑作だ。

幅約1.8mの巨大なスワンネックウィングは、通常のGT3の3倍のダウンフォースを生む。新しいダンパーとディファレンシャルコントロールと共に、GT3 RSの凶暴なパフォーマンスの鍵となっている。

そのペースを制御するため、卓越したブレーキシステムを採用し、113km/h(時速70マイル)からの制動距離はわずか38.8mだ。これは、より軽量で空力性能に重点を置いた、ダラーラ・ストラダーレやマクラーレン・セナなどとほぼ同等の性能だ。

間違いなく、これはサーキット走行ファンにとって5つ星のクルマであり、その他すべての人にとってもほぼ完璧なクルマだ。

9. フェラーリSF90ストラダーレおよびSF90 XXストラダーレ

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:10点 乗り心地とハンドリング:7点 コスト:8点
長所:並外れた速さ 驚異的なブレーキ安定性とコーナリング性能 電気とガソリンの完璧な融合
短所:ハイブリッドシステムは、まだ限界域での完璧なハンドリングバランスを実現していない 目もくらむほど高価 一般的なV8フェラーリよりも大型かつ重い
最大の特徴:圧倒的なパフォーマンス

ラ フェラーリの後継車とも言えるこのモデルは、フェラーリの歴史上最もパワフルなロードカーである。2023年には、さらにパワフルな『XX』バージョンが登場し、同社のフィオラノ・テストコースで量産車最速のラップタイムを記録した。


9. フェラーリSF90ストラダーレおよびSF90 XXストラダーレ

「より高性能で、より速く、より威圧的なSF90を望む人(そのようなオーナーはたくさんいるだろう)は、このクルマにそのような要素をきっとたくさん見つけることができるだろう」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

プラグインハイブリッドで、電気だけで約25km走行できる。

SF90ストラダーレは、これまでのフェラーリとはまったく異なるタイプのクルマだ。488ピスタの3.9L V8ツインターボエンジンを大幅に改良し、3基の電気モーターと組み合わせて合計出力を1000psまで引き上げ、0-100km/h加速2.5秒を実現している。

パワートレインによる重量の増加にもかかわらず、ミドシップ・フェラーリに期待されるグリップ力と圧倒的な加速力は健在だ。

とはいえ、グリップとスリップの境界線を探る際には、高い集中力と敬意を要する。

10. シボレー・コルベットZ06

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:9点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:7点
長所:V8エンジンの回転は鋭く、メカニカルな喜びを存分に味わえる 他車に比べてかなりお手頃な価格 性能向上オプションが用意されている
短所:高速域で重量感を感じる 限界域でのハンドリングバランスに欠ける
最大の特徴:サーキット走行性能

新型のコルベットZ06は、高級感あふれるスーパーカーの世界で多くの注目を集めている。


10. シボレー・コルベットZ06

「コルベットZ06は、C8コルベットのミドシップシャシーが持つ可能性をすべて、いや、それ以上を探求しているように感じる」
――マット・ソーンダース、ロードテスト編集者

ご想像のとおり、標準のコルベットよりもパワーがあり、フラットプレーンクランクの5.5L V8エンジンは、最高出力680psを発揮し、8500rpmまで力強く回転する。

0-97km/h加速はわずか2.9秒だが、同様に重要なのが爆音のエンジンサウンドだ。まるでイタリアの名門ブランドのような、音響的な興奮を伴う唸りが響き渡る。

標準のC8比で30%硬いサスペンション設定により、Z06はコーナーに勢いよく飛び込み、強くグリップし、アンダーステアを抑制する。

公道走行での限界性能は驚くほど高く、クイックなステアリングで真のアジリティを実現している。アダプティブダンパーは優れたボディコントロールと十分な快適性を両立し、日常使いにも実用的なクルマに仕上がっている。

最高のスーパーカーを選ぶには

ほとんどのドライバーは、いつかスポーツカーを所有することを夢見ているが、スーパーカーとなると話はまったく別だ。

スーパーカーははるかに高価で、多くの場合、運転に高度な技能を必要とし、場合によっては生産台数が非常に限られている。その価格と希少性から、道路で目にする機会のないスーパーカーもあるだろう。


スーパーカーは、おそらく多くの人が一度は夢見るクルマだろう。

スーパーカーは、パフォーマンスとドライビング・ダイナミクスがすべてだ。現在、AUTOCAR英国編集部が考える最高のスーパーカーはポルシェ911 S/Tだが、手に入れるのは至難の業だ。

今回のリストでは、乗り心地、直線加速、ハンドリング、サーキット走行など、それぞれの特性に最適なモデルを詳しく紹介している。

テストと選定方法

AUTOCAR英国編集部のロードテスト(公道試乗)チームは、スーパーカーを含め、数十年にわたりさまざまなクルマの評価を行ってきた。

このリストは、長年にわたる徹底的なロードテストとハイパフォーマンス・ドライビングを基に作成された。ハンドリング、乗り心地、パフォーマンスなど、さまざまな面でクルマを限界まで追い込み、評価し、そして価格に関する情報も考慮しながら、10台の現行車をピックアップした。


ここで紹介したモデルはすべてAUTOCAR英国編集部が試乗・評価している。

よくある質問 Q&A

Q. スーパーカーとは何か?

A. スーパーカーとは、息を呑むようなパフォーマンス、クラス最高のドライビングダイナミクス、そして魅力的なデザインを兼ね備えた高性能車のことだ。スピードを求めるドライバー向けに設計されており、V8、V10、さらにはV12エンジンなど、さまざまなエンジンレイアウトが用意されている。モータースポーツで培われた最先端のテクノロジー、軽量素材、優れた空力特性を融合し、一般のスポーツカーでは味わえない、驚異的な加速力と最高速度を実現している。より高価で希少な「ハイパーカー」には及ばないものの、スーパーカーは素晴らしいドライビングマシンである。

Q. スーパーカーの最高速度は?

A. スーパーカーに決まったルールや最高速度はないが、多くの場合、320km/h以上の速度に達し、通常のスポーツカーをはるかに上回る。しかし、重要なのは最高速度だけではない。加速力にも優れており、100km/h加速で4秒を切るモデルもある。最速のものは、停止状態から3秒以下で100km/hまで加速する。

Q. スーパーカーの価格は?


スーパーカーは常に最先端の技術とデザイン、そしてブランドの魂の具現化を目指している。

A. スポーツカーよりもはるかに高価だが、ハイパーカーの価格帯に近づくことはあまりない。もちろん、安くはない。英国で購入する場合、このリストの中で最も「手頃」(あまり適切な言葉が見つからない)なスーパーカーは、15万ポンド(約2900万円)程度のシボレー・コルベットZ06 だ。最も高価な45万ポンド(約8600万円)以上のランボルギーニ・レヴエルトと比べると、価格差がどれほど大きいのかがわかる。ポルシェ911 S/Tのような台数が限られたモデルを購入するには専門ディーラーを訪れる必要があり、標準モデルの2倍近い50万ポンド(約9600万円)に迫る場合もある。痛い出費だ。

Q. スーパーカーは毎日運転できる?

A. 答えはイエス。ただ、スーパーカーは毎日運転できるが、最低地上高(地面からのクリアランス)が低く、サスペンションも硬く、収納スペースは限られているため、短距離の運転に適している。週末のドライブや特別イベントには最適だが、毎日の通勤には向いていない。