【全文公開】スクープ!「会自体の存在も知らない」“フジA氏”を直撃!明かした「中居問題」への関与

A氏が直撃に明かした思い
「当該社員は関与していない」
1月27日に再度行われたフジテレビの″10時間超え記者会見″。嘉納修治元会長(74)や港浩一元社長(72)の口から繰り返し語られたのが、中居正広(52)の女性トラブルへの関与疑惑が報じられているフジ編成幹部のA氏の″無実″だ。
一方、『週刊文春』は1月28日にホームページ上で、A氏が被害女性のX子さんを直接誘ったとの報道の訂正を発表した。表現を「A氏のセッティングした会の″延長″だった」と変更したものの、A氏が関与したとの姿勢は貫いたままだ。
前編では、A氏が現在抱えている「女性トラブル」について詳報している。
1月下旬、FRIDAYは渦中のA氏を独占直撃した。A氏は真っ黒なコートにマスクをつけ、髪の毛はボサボサ。記者の呼びかけに一切答えず真っ直ぐに歩き続けた。
――女性との不倫を巡るトラブルで、弁護士を交えた法的な争いになっていると聞いております。
「…………」
無言で歩き続けるA氏だが、質問を続けると根負けしたように足を止め、「忙しいので手短に」と、取材に応じた。
――不倫トラブルは事実でしょうか。
「すみませんが、ノーコメントです」
自身のトラブルについては一切、答えなかったA氏。しかし、中居問題への関与について問うと、苦い表情を浮かべた。
――中居さんのトラブルに、Aさんは関与していたのでしょうか。
「中居さんがX子さんと二人で会ったことも知らない。会自体の存在も知らない。誘われてもいないし、キャンセルもしてない。間違った報道がされて悔しいです」
――中居さんの飲み会にX子さんを呼んだことは、何回あったのでしょうか。
「マックスで3回です。絶対に」
――港元社長の懇親会を主催し、X子さんを呼んだとの報道は事実ですか。
「僕が主催したわけじゃない。みんなでお世話になっているから、誕生会をやろうとなり、(X子さんを)お誘いしました」
――他局の女子アナを中居さんの飲み会に呼んだとの報道もありますが。
「それは第三者委員会に関わるのでお答えできません」
――忘年会などを除いて、女子アナとタレントと一緒に飲む場はありましたか。
「まったくないとは言いませんが、頻繁にはなかった。″上納″なんてありません。アナウンサーも含めてみんな大切な仲間で、接待要員に使うことはありません」
中居の女性トラブルの実態については、「いまだに中身さえ知らない」と語ったA氏。中居とも1ヵ月以上、連絡を取っていないという。
「12月半ばに『だれかtoなかい』の収録で会ったのが最後です。連絡は取っておらず、引退もニュースで知りました」
――港さんとはやり取りをしていますか。
「それもありません」
――騒動後、X子さんに連絡しましたか。
「……いえ、していません」
――27日のフジの会見は見ましたか。
「見ました。ただ、会社が頑張っているときに、僕が発言するのは避けたいです」
――第三者委員会の調査には、どのように対応していくのでしょうか。
「中居さんと公私をともにしてきたからといって庇(かば)いたいということは一切ありません。僕は正直に、協力するだけです」
5分ほどの間に早口で答えると、その場を立ち去ったA氏。飲み会への誘いは、「みんなに楽しく過ごしてもらいたかった」という姿勢を貫いた。
A氏の言葉が事実かどうかは今後、第三者委員会で検証されていくだろう。何よりA氏には、「女性トラブル」の相手方女性、そしてX子さんに誠実に向き合うことが求められている。
『FRIDAY』2025年2月14日号より