茂木健一郎、一人旅ランで「甘い孤独の影」を感じる

脳科学者の茂木健一郎が、自身のYouTubeチャンネルを更新。「一人夕方歩いていると孤独が身にしみてくる」と題した動画で、和歌山での旅ランの最中に感じた自身の心境を語った。動画の中で茂木氏は「日常のしがらみが逃げていく瞬間」を感じる特別な時として、遠い土地でのランニングを楽しんでいる様子を伝えている。

茂木氏は、夕暮れが近づく中、「自分がどこの誰でもないという感じがすごく心細く寂しくなる」と旅先での経験を披露。しかし一方で「温かい、そう、不思議な気持ちになる」とも語り、日常からの隔離感がもたらす不思議な感覚を楽しんでいると述べた。

さらに茂木氏は「自分の本来の在り方に帰っていく」「魂として一つというか、一人というか」と語り、旅ランを通じて本来の自分を再確認する体験をしていると説明。「自由なんだけど、不安だという甘い孤独の影」を感じながら、和歌山の道を駆けていると話した。

動画の締めでは「自分はどこなんだろう、どこにいるんだろう、どっから来てどこに行くんだろう」と独特の哲学的な考察を披露し、旅ランを「やってよかったなと思う」と締めくくった。