圧倒的事故率!? 日本一「危険な交差点」が明らかに “怒涛のランクイン”大阪を上回り「全国1位」になった「ヤバすぎる交差点」とは

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事故多発交差点ワースト1位は東京&大阪から

 日本損害保険協会は2024年9月13日、交通事故の防止・軽減を目的として「全国交通事故多発交差点マップ」を公開しました。

 どの交差点でどのような交通事故が多く発生しているのでしょうか。

交通量の多い幹線道路(イメージ)

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 もっとも事故が多かった交差点は、池袋六ツ又交差点(東京都)と長居交差点(大阪府)の2カ所で、ともに19件事故が発生しています。これは、3週間以内に1回は事故が発生している計算となります。

 池袋六ツ又交差点は、春日通り(国道254号)と明治通りが交わる交差点に、さらに南側から首都高の側道 が、さらに西側からも区道が接続し、変則六差路交差点となっています。

 この交差点は、池袋の繁華街の若干北東側に位置しており、クルマの交通量が多くなっています。

 事故では追突事故が7件で最も多く、その次は出会い頭衝突で4件。同協会は、六差路という複雑な形状であることが大きな要因としています。

 いっぽう長居交差点は、長居公園通とあびこ筋が交わる四差路交差点です。周辺には長居公園や商業施設があり、昼間を中心に自転車や歩行者の通行が多くなっています。

 そうした状況を反映して、事故は「左折時の横断歩道の自転車との衝突」が最も多い結果になっています。

 続いてワースト3位の谷町9丁目交差点(大阪府)では16件の交通事故が発生しています。

 ここは千日前通と谷町筋が交わる四差路交差点で、角に駅の出口や植樹帯があるほか、交差点西側は西に向かって下り勾配となっていることもあり、見通しが悪くなっています。

 最も多い事故は自動車同士の右折直進の事故で(7件)、その次に追突(5件)となっています。

 ワースト4位の谷町4丁目交差点(大阪府)は、15件の交通事故が発生。3位の谷町9丁目交差点からは北にわずか約1.5kmしか離れていません。

 ここでは東西方向に阪神高速道路の高架が伸び、交差点付近には橋脚のほか、高架下駐車場や出入口があるほか、交差点付近の歩道上には駐輪場があります。周囲はオフィス街です。

 そのほかワースト5位は、神宮前交差点(東京都)、赤羽橋交差点(東京都)、笹島交差点(愛知県)、折戸交差点(愛知県)、上本町6丁目交差点(大阪府)、梅新東交差点(大阪府)、瓜破交差点(大阪府)の7カ所が同率で、14件事故が発生しています。

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 2023年の全国の交通事故状況では、全交通事故307,903件のうち交差点事故が176,562件(57.3%)と報告されています。

 前年比でみると全交通事故件数は増加しており、全交通事故で7064件、交差点事故は5897件(0.6%)増加している状況です。