総選挙は『１０月２７日投開票』と自民・石破新総裁が明言 党役員や新内閣の顔ぶれ固める ３０日の日経平均株価は“一時２０００円以上”下落
自民党総裁選で当選を果たした新総裁の石破茂氏。９月３０日午後、国会で総理に選出されれば早期に解散するとして、衆議院・総選挙の日を明言しました。
（石破茂新総裁）「１０月２７日に解散総選挙を行いたいと考えています」
また、自民党の新しい役員を正式に決定。最高顧問に麻生太郎氏、副総裁に菅義偉氏という総理大臣経験者をあて、党の４役では、幹事長に与野党に太いパイプを築く森山裕氏を起用するほか、小泉進次郎氏を選挙対策委員長に起用し、「選挙の顔」としたい考えです。
自民党総裁選は経済にも影響を与えています。日銀の独立性を尊重する立場を示す石破氏が当選したことを受け、急激に円高が進行。日銀が追加利上げに踏み切りやすくなったとの見方が強まり、３０日の日経平均株価は一時２０００円以上下落しました。
大阪取引所を訪れていた人は…
「大統領とか総理が変わるたびに乱高下がありますね。下がっているね」
「先週末、総裁が決まるまで高市さんの希望が膨らんでいて、４万円いくだろうと思っていたんですけど」
経済、裏金など問題が山積するなか舵取りをする石破総裁。１２年前の総裁選の際には山中真アナウンサーが石破氏に単独インタビューして政策などを聞いていました。大阪の魅力については、次のように述べていました。
（石破茂氏※２０１２年）「みんな新しいものは大阪から生まれているわけですよ。新しいものを生み出す力、『もうかりまっか』っていう大阪の特性は日本にもっと広げていくべきものじゃないでしょうかね」
