ティアフォーが自動運転システム開発用のリファレンスプラットフォーム「Edge.Auto」の提供を開始
また、CES2024のティアフォーのブースにおいて、パートナー各社のソリューションと組み合わせた複数の実演展示を行う。
●Edge.Autoの概要
Edge.Autoで提供されるソリューションの概念図Edge.Autoは、ティアフォーがこれまでに培ってきた自動運転技術を基に、利用実績のあるセンサやコンピュータと各種ソフトウェアツールを組み合わせ、最短で自動運転システムの開発に取り組むためのリファレンスプラットフォーム。
各種ハードウェアコンポーネントはオープンソースで提供されるセンサドライバやAutowareに含まれるソフトウェアモジュールを用いて動作し、用途に応じて個別のハードウェアコンポーネントから統合化された自動運転システムまで複数の単位構成を選択することができる。ティアフォーが提供する新製品「Edge.Auto」また、Edge.Autoにて提供される各ソリューションは、ティアフォーの既製品である自律系プラットフォームの「Pilot.Auto」や開発運用系プラットフォームの「Web.Auto」と組み合わせて利用することが可能なため、ユーザーは自動運転システムの開発に必要なソフトウェアやハードウェアの選定、評価、検証を効率化し、独自の自動運転ソリューションを速やかに構築することができるようになるとしている。
●ソリューションの紹介
●車載カメラ
新たに開発した8.3MPの解像度をもつC3カメラ(CES 2024のティアフォーブースにてライブデモを展示)120dB相当のダイナミックレンジを有する車載品質のカメラ製品群となる。2024年中に発売予定のC3カメラを含め、2.5MPから8.3MPまでの解像度ラインナップを提供する。
複数のレンズオプションにより、先進運転支援システム(Advanced Driver-Assistance Systems:ADAS)や自動運転(Autonomous Driving:AD)などの車載用途だけでなく、監視やロボティクスを含む様々なアプリケーションに利用が可能となっており、USB接続で車載カメラを利用するための変換キットや、認識アプリケーションの開発をすぐに開始できるエッジパーセプション開発キットも提供している。
●センサフュージョンシステム
センサフュージョンを使って高度なパーセプションの開発をサポートするソリューション。
オープンソースのツール群と導入ドキュメントにより、センサ間のキャリブレーションや同期など、多くのノウハウが必要となる開発項目を標準でサポートしている。センサやECU(Electronic Control Unit)は、複数のオプションから用途に応じて選択することができる。
GMSL2TM to 10 Gigabit Ethernet変換モジュール:
ADIのGMSL2(Gigabit Multimedia Serial Link generation 2)は、自動車業界で実績のあるSerDesソリューションであり、様々な自動化アプリケーションにおいて信頼性、強固性、安全性を高く保つことができ、評価されている。
GMSL2TM to 10 Gigabit Ethernet変換モジュールGMSL2を活用したインターフェース変換モジュールを使うことで、最大8台のカメラから映像データを取得し、これらのストリームを10ギガビット・イーサネットに変換することができる。PTP(Perception Time Protocol)によるLiDARなどのデバイスとの同期機能のほか、画像データへのタイムスタンプ付与や、FPGA(Field Programmable Gate Array)によるタイミング・ユニットを介して制御される個々のシャッター・タイミングなどの機能があり、産業用ロボットなどのアプリケーションに必要な多くの認識技術に適している。
