京都の清水寺=2021年11月14日撮影

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(台北中央社)台湾の旅行大手ライオントラベル(雄獅旅遊)が実施した旅行意向調査で、新型コロナウイルス収束後に最も行きたい地域の1位に「日本」が選ばれた。旅行先では大阪(関西)が1位だった。

同社は20日、調査結果を発表した。調査は同社公式サイトで先月14日から今月10日にかけて行われ、3000人以上が回答した。

行きたい地域の2位以下は順に韓国、欧州、アジア・アフリカ、東南アジア。最も行きたい旅行先は大阪に次いで順にソウル、ドイツ・スイス、沖縄、トルコとなった。

同社は日本の地方都市へのチャーター便運航を複数の航空会社に問い合わせていく方針を示し、台湾で海外への団体旅行の送客が解禁され次第、関連の旅行商品の販売を開始するとした。今後の団体旅行では屋外や自然の名所を主な訪問先とし、群馬と長野の県境にある碓氷第三橋梁(めがね橋)や和歌山県の高野山など、これまで訪れていなかった観光地をツアーに組み込んでいく。

また調査結果では、10日間以上の長期旅行のプランやオーダーメードのツアーへのニーズが増加していることも分かった。欧州行きの商品への問い合わせも増加しているという。

(余暁涵、江明晏/編集:名切千絵)