ポケモンGO、シカゴの大失態で夏イベントを一部延期。詫び野生レアで埋め合わせ
ポケモンGOの運営ナイアンティックが、この夏に欧州で予定していたリアルイベントの一部を秋まで延期することを明らかにしました。理由は「可能な限り、最善のゲームプレイ体験を保証するため」。

延期されるのは8月5日にコペンハーゲンとプラハ、8月12日にストックホルムとアムステルダムで開催予定だったポケモン Safari Zoneイベント。いずれも秋まで、今後改めて公表する日程まで延期します。

この2日間4都市以外に欧州で予定しているリアルイベント(フランス、スペイン、ドイツ)や、8月14日に横浜で開催予定の「ピカチュウだけじゃない ピカチュウ大発生チュウ!」に(今のところ)変更はありません。

ポケモンGOのリアルイベントといえば、一連の一周年記念行事のハイライトであり、初の公式な大規模リアルイベントだった Pokemon GO Fest シカゴでは、通信集中への対策不足など技術的な問題が発生。

大多数のプレーヤーがポケモン以前にネットに繋がらない、ネットにつながってもポケモンにログインできない、すぐ落ちるといった状態が続き、ステージに上った開発者がブーイングで迎えられるなど大失敗に終わり、公式な謝罪とチケットの全額返金に加え、ゲーム内通貨や伝説のポケモンを補償に配布する『詫びルギア』爆誕となったのも記憶に新しいところです。

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欧州での一部イベント延期は、このシカゴでの失態を間違っても繰り返さないよう、準備を見直した結果と考えられます。

この一部イベント延期への埋め合わせなのか、ナイアンティックは欧州の一部でポケモンの出現率が変わることも明らかにしています。公式の説明によると、「近日中」に欧州の一部の都市で、短期間のみ、欧州ではレアな一部ポケモンが出現するようになるとのこと。

なお、リアルイベントとしては横浜で、恒例のポケモンイベント「ピカチュウ大発生チュウ!」の一部に、ポケモンGO関連の催しも予定されています。こちらに変更はありません。

またゲーム内イベントとしては、7月23日から出現中の伝説のポケモン『フリーザー』は7月31日までの予定。そのあとは週替わりランチのようにファイヤー、サンダーが続きます。『ルギア』については日程不明ながらしばらくは出現が続く見込み。

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