【警告】甲府=畑尾(60分) 広島=なし
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】皆川佑介(広島)

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[J1リーグ12節]甲府 1-2 広島/5月20日/中銀スタ
 
【チーム採点・寸評】
甲府 5
 前半立ち上がりは2トップを活かした攻撃が機能し、19分に小椋が豪快なミドルを決めて先制したところまでは優勢だった。だが、後半はシュート1本に終わったように、ほぼ決定機を作れず、相手の守備網を崩すことができなかった。
 
【甲府|採点・寸評】
GK
23 岡 大生 5
1失点目はパスワークに翻弄され、CKから喫した2失点目も反応できず。前半、皆川のヘディングシュートを止めるなど、好セーブも見せていただけに失点が悔やまれる。
 
DF
5 新里 亮 5
攻撃では2トップに質の高いフィードを供給したが、1失点目は相手に行ききれずにパスを出されてゴールを許した。
 
3 畑尾大翔 5
1失点目では目の前で皆川に決定的なパスを通され、2失点目もゴール前にいながらボールを見送り、水本に決められた。
 
6 エデル・リマ 5.5
果敢な攻撃参加で起点となり、前半に作った好機の多くに絡んだ。ただし、1失点目では皆川に入れ替わられる致命的なミスも。
 
MF
16 松橋 優 4.5
柏とのマッチアップは見応え十分だったが、後半になると突破される場面が目立ち、チャンスを作られた。
 
40 小椋祥平 5.5
相手のクリアボールを抑えの利いた右足シュートでゴールに突き刺し、先制点を奪取。90分間、豊富な運動量で攻守に貢献していた。
 
15 兵働昭弘 5.5
攻守のバランスを取り、中央からサイドにボールを散らし、守備でも縦パスを通させなかったが、決定的な仕事はできず。
 
10 ドゥドゥ 5(73分OUT)
前を向いた際のドリブルには迫力があったのもの、徐々に下がってボールを受ける回数が増え、怖さが消えた。
 
14 田中佑昌 5.5
中盤からの積極的なプレスで相手に圧力を掛けていた。後半途中から左WBにポジションを移したが無難に対応した。
 
27 阿部翔平 4.5(81分OUT)
マッチアップしたミキッチのスピードに対応できず、何度も入れ替わられたり、突破されるなど、主導権を握られ続けた。
FW
9 ウイルソン 5.5
ポストプレーやクロスへの飛び込みには怖さはあったものの時間とともにトーンダウン。後半シュート0本がそれを証明している。
 
交代出場
MF
21 オリヴァー・ボザニッチ 5(73分IN)
ドゥドゥに代わって途中出場し、中盤の2列目でプレーしたが、決定的な仕事をすることはできなかった。
 
FW
11 堀米勇輝 -(81分IN)
阿部に代わって出場すると、ウイルソンの後方でプレーしたが、決定機を作り出せず。流れを変えることができなかった。
 
FW
13 河本明人 -(81分IN)
堀米と同じく81分に出場。試合終了間際のCKでシュートするも、枠を捉えることはできず。
 
監督
吉田達磨 5
両サイドを何度も突破され、決定機を作られていたが、策を講じることができず。最初の選手交代が73分と、後手を踏んだ印象も。交代カードで流れを変えることができずに2連敗。
【チーム採点・寸評】
広島 6.5
19分という早い時間帯に先制点を奪われ、劣勢に立たされたが、焦ることなく自分たちのスタイルを貫いた。同点に追いついた場面では華麗なパスワークも復活。逆転した後も危なげなくリードを守り切った。
 
【広島|採点・寸評】
GK
1 林 卓人 5
19分に小椋に決められたシーンでは反応できず。後半は相手のシュートが1本だったように見せ場自体がなかった。
 
DF
33 塩谷 司 6
際立ったイージーミスはなく、屈強な2トップに競り負ける場面もなかった。同点弾の起点となったように縦パスやビルドアップでも見せた。