レ軍・松坂の“省エネ6連勝”を、地元紙が「珍事」と表現−。ロード・アイランドの地元紙「プロビデンス・ジャーナル」紙の電子版は、11日付けで、10日のツインズ戦で、開幕6連勝を挙げたレッドソックスの松坂大輔投手の関連記事を掲載した。

 「大リーグ観戦の醍醐味のひとつには、これまで観たことがなかったことや、ほとんど観たことがないようなことが起きるチャンスに恵まれるということだ」という書き出しで始まる同記事は、ツインズ戦を振り返り、まずは、メジャー初本塁打となったローリーの先制ソロに触れ、次に、パワーヒッターではないクリスプが、今季1号ソロを放って、下位打線の2人が2者連続本塁打を放った“珍事”を紹介したあと、「そして、更に、最も珍しい芸当といえば、松坂の早くて効率の良いアウトの取り方だった」と伝えている。

 「松坂は試合を通じて、球数が増えて、長い回を投げられなくなるという苦悩に付きまとわれる傾向があったが、前夜は違った」と、七回を投げて96球という“省エネピッチ”を賞賛したもの。