アフリカ大陸の6カ国が誤った位置で表示された米国務省によるスライド資料/From Reuters

CNN)米国務省は30日、国際会議でこのほど使用したアフリカの地図について、記載された6カ国全ての位置が誤っていたと発表した。「残念なミス」だったと説明している。

問題の地図は、リオデジャネイロで開かれたエイズに関する国際会議で使用。アフリカナイジェリアモザンビークウガンダ、コートジボワール、マラウイ、カメルーンの6カ国を取り上げていた。しかし地図上で正しい位置に表示されていた国は一つもなかった。

海に面したナイジェリアは同地図上では内陸にあり、アフリカ大陸南東部にあるはずのモザンビークは「アフリカの角」とよばれる中東部にあった。西アフリカのコートジボワールは大陸の反対側に表示されていた。

この地図の写真はエイズ専門家のエミリー・バス氏がネットに投稿。ロイター通信によると、地図には「オープンAIツールで作成されたことを示す人工知能の透かしマーク」が入っていた。

国務省の報道官は30日、「AIDS 2026会議のプレゼンテーション直前に、あるチームメンバーが急いでスライド資料を加工した際に生じた残念なミスだった」と説明。「アフリカのパートナーを含む参加者の間で混乱と誤解を招いた全責任は我々にある」と述べた。