サッカーのフランス代表監督に同国が誇るレジェンド、ジネディーヌ・ジダン氏が就任した/Shaun Botterill/Pool/AFP/Getty Images

CNNフランスサッカー連盟(FFF)は28日、今後4年間代表チームを率いる新監督にジネディーヌ・ジダン氏が就任したと発表した。

54歳のジダン氏は、長年にわたって代表監督を務めたディディエ・デシャン氏の後任を務める。デシャン氏は今年のワールドカップ(W杯)北中米大会終了後に退任。同大会は「レ・ブルー」の愛称で知られるフランス代表にとって失望の結果に終わった。

優勝候補の一角と広く見なされていたフランスだったが、最終的に大会を制するスペインに準決勝で敗れて敗退。その後の3位決定戦でもイングランドに敗北を喫した。

ジダン氏がサッカーチームの指揮を執るのは、2021年にスペインの強豪クラブ、レアル・マドリードの監督を退任して以来となる。

「私はこれまで何度も、フランス代表以上に偉大なものはないと公言してきた。だからこそ、フランス代表の監督になることは喜びであり、もちろん大きな名誉でもある。同時に、そこには責任が伴う。フィリップ・ディアロ会長と執行委員会、そしてフランスサッカー連盟の信頼に感謝するとともに、14年間にわたりチームを率いたディディエとそのスタッフに敬意を表する」。ジダン氏はFFFの公式サイトに掲載された声明でそう述べた。

英雄の帰還

「ジズー」ことジダン氏のフランス代表復帰は、代表チームに関わるすべての人々から歓迎されるはずだ。

選手時代のジダン氏は高度な技術を駆使する華麗なプレーで知られ、あらゆるタイトルを獲得してきた。

1998年には自国開催のW杯で、フランス代表を史上初の優勝へと導いた。ブラジルとの決勝戦では攻撃的MFとして2得点を挙げ、3―0の勝利に貢献した。

その2年後、ジダン氏が再び中心的な役割を果たし、フランスは2度目の欧州選手権(EURO)制覇を達成した。

この驚異的な2年間で、フランスはW杯優勝に続いて欧州選手権も制した最初の国となった。

今後ジダン氏が代表監督としてW杯を制覇すれば、かつてのチームメートのデシャン氏と同様、選手と監督の両方でW杯優勝を果たした数少ない人物の仲間入りを果たすことになる。