【ラクロス女子世界選手権】日本代表 9−7 フィリピン代表(26日/東京・大井ホッケー場)

【映像】中澤佑二、娘のゴール直後に感涙(実際の様子)

 サッカー元日本代表DFの中澤佑二氏が、ラクロス女子日本代表として活躍する中澤こころ、ねがい姉妹の衝撃的なゴールに目を潤ませた。

 世界ランク5位の日本は、7月26日に行われたグループリーグ第2戦でフィリピンと対戦。初戦のチェコ戦に快勝した日本だったが、この日はリードを許す苦しい展開となる。それでも第4クォーターに逆転し、9−7で大会2連勝を飾った。

 試合の流れを変えたのは、6−7と1点ビハインドで迎えた第4クォーターだった。自陣で妹のねがいが相手のパスをインターセプトすると、そのまま一気に前線へ。すると姉のこころはこの動きを見逃さず、すぐさま背後のスペースへ走り出す。ねがいから絶妙なスルーパスが通り、決定機が生まれた。

 GKと1対1の場面で、こころはクロスを大きく振りかぶって接近。そのまま力強く振り下ろすと、鋭いシュートがゴールネットを揺らし、日本は同点に追いついた。

中澤氏「最近は歳で…」と“釈明”

 姉妹で奪ったこのゴールに、ABEMAでゲスト出演した中澤氏は「いやー、泣きそうです。ちょっと泣きそうです」と思わず感情をにじませる。解説の大久保宜浩氏(元男子・女子日本代表ヘッドコーチ)も「ボールマンの隣を閉めろと中澤さんが言っていたが、そこをねがい選手が見事にインターセプト。前に飛び出したこころ選手にボールが入った。泣いていただいて構わないと思います」と、この連係を絶賛した。

 試合後、中澤氏は改めてこの場面について「泣いてはいけないと思っていますし、メダルを取った時用に取ってあります。ただ最近は歳で…。たった一つのプレーなんですけど、この後のスタンドの歓声もあって、より涙腺にきましたね」と語り、父としての思いをのぞかせた。

 大久保氏も「このプレーが試合のハイライト。これで完全に流れが変わりました」と評価。この同点弾をきっかけに日本は逆転し、接戦を制した。

 この試合でこころは2ゴール2アシスト、ねがいは1アシストを記録。姉妹の活躍が勝利を大きく引き寄せた。

 なお、日本は27日、グループ首位突破をかけて午後6時半開始のイスラエルとの第3戦に臨む。(ABEMA/女子ラクロス世界選手権)