ドジャースのダルトン・ラッシング【写真:ロイター】

写真拡大

敵地メッツ戦

 米大リーグ・ドジャースは25日(日本時間26日)、敵地メッツ戦に4-3で勝利した。「1番・DH」で先発した大谷翔平投手は5打数無安打。3回の打席で一塁へのゴロを打ったが、その際、一塁走者だったラッシングのプレーに対し、メッツのアンディ・グリーン監督代行が苦言を呈している。

 3回1死一塁の場面だった。大谷は一塁へのゴロに打ち取られ、捕球した一塁手が二塁へ送球。フォースアウトと思われたが、走者のラッシングが若干内側を走った影響か、メッツ遊撃手のリンドーアが後ろに逸らしてしまった。一塁手の失策が記録され、1死一、三塁に好機が広がった。

 メッツ地元局「スポーツネット・ニューヨーク」の公式Xは、「ドジャースに敗れた試合後、アンディ・グリーン監督代行は『走者が送球を妨害する目的で芝生側へ進路を変えられるというルールは、おそらく野球界で一番馬鹿げたルールだ』と批判した」として記者会見の様子を公開した。

 動画の中でグリーン監督代行は、「ファーストのブレット(ベイティ)のプレーだが、あれはランナーが進路を芝生の方へ変える前に、素早くボールを手放し、そこにあるわずかな隙間を縫うように投げなければならないプレーだ。そして今の野球では、送球する選手の邪魔をするために芝生内に入って走ることが認められているのは、おそらく野球界で最も馬鹿げたルールだろう」とやり玉にあげている。

 続けて「ここ数年で、そのやり方は球界全体に広まり、今ではどのチームもやっている。あのプレーは頻繁に目にするが、どの一塁手にとっても決して簡単なプレーではない。だからこそ、すべてのランナーが芝生の方へ進路を変えるのだ。あれをルールとして許容し続けているのは非常に愚かなことだが、ルールである以上、我々はそれに対処しなければならない」と、球界全体に広がるプレーに対して疑問を呈している。

 指揮官は「だから、あの場面でできることは、力強くキレのある送球でその隙間を素早く通すか、振り返って一塁でアウトを取るか、そのどちらかしかない。つまり、あれは決して簡単なプレーではない」と選手をかばうと、「一見すると簡単そうに見えるプレーだが、ランナーが芝生内へ進路を変える走り方をすることで、難しいプレーになってしまっているのだ」と繰り返していた。

(THE ANSWER編集部)