森保一監督“異例の7カ月続投”の裏側…JFAが「人の良さ」に付け込んだ失礼千万の要請
23日、JFA(日本サッカー協会)が、北中米W杯で「32強」に終わった森保一監督(57)の後任としてU-21(21歳以下)日本代表を率いる大岩剛監督(54)が決まったことを正式に発表した。任期は「来年3月から」。森保監督が来年1月7日にサウジアラビアで開幕するアジアカップ(2月5日閉幕)までの7カ月、引き続き日本代表を率いる。
この異例の短期契約は「JFAが森保監督の人の良さに付け込んだ」とは某サッカー関係者だ。「9月19日から愛知でアジア大会が開催され、サッカーは大岩監督率いるU-21代表が出場することが決まっている。同時期にJFAの大スポンサー・キリンが主催する国際親善試合が国内で4試合行われ、11月にも国内で国際親善試合が予定されている。いきなり大岩次期監督にU-21代表と日本代表を兼務させるのはムリな注文。そこでJFAは森保監督に対して7カ月限定の短期契約を持ちかけた。失礼千万の続投要請に対して、森保さんは『日本サッカーにプラスになることだったら何でも引き受けます』と快諾した」
大岩次期監督と森保監督には共通項も
大岩次期監督は、鹿島監督時代の2018年にアジアチャンピオンズリーグ(ACL)を制してアジア王者となり、21年12月からパリ五輪世代のU-21日本代表監督に就任した。パリ五輪はベスト8に終わったが、そのまま28年ロス五輪出場を目指すU-21代表を率いて今年1月のU-23(23歳以下)アジア杯に21歳以下の選手で構成したチームで臨み、2連覇を達成。アンダー世代での手腕を高評価されたことも、日本代表監督就任への道筋となった。
「ピッチ内外ともに堅実かつ誠実なキャラクターの持ち主。森保監督との共通項も少なくない」と前出の関係者が続ける。「森保、大岩両監督ともに代表チームの主軸選手であっても、たとえば移籍交渉と代表活動が重なった場合、選手の個人的な事情を優先して<あえて招集しない>ことが多々ある。結果責任を問われる監督として、戦力として計算している選手はすべて呼びたいが、選手サイドに寄り添った対応をやってくれる。それで試合に負けても<ベストメンバーじゃなかったから勝てなかった>といった言い訳はしない。そうした<選手ファースト>の気遣いを選手たちもよく知っているので両監督に対する信頼度は厚い」
人の良さが結果に結びつくとは限らないが……。
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オファーを快諾した森保監督だが、決して「日本のサッカーのため」だけではないという。いったいどういうことか。その「自己満足的な思惑」とは。●関連記事 【もっと読む】W杯惨敗でも「7カ月続投」の裏側 では、それらについて詳しく報じている。
