YouTubeチャンネル「パクくんの東大留学」が、「日本に33年住んだ韓国人が、祖国に帰ると言葉を失う理由。“コレ”だけはあり得ない...」と題した動画を公開した。動画では、MCのパクくんが、日本在住33年となる実業家のクララ氏をゲストに招き対談を実施。長年の日本生活を経て韓国帰省した際に感じる「逆カルチャーショック」や、30年間における日韓の経済・文化の変化について語り合った。

対談は、クララ氏が久しぶりに韓国へ帰った際に感じる変化についての話題から始まった。まず挙げられたのはタクシー事情だ。かつての韓国のタクシー運転手について、クララ氏は「怖かった」と回顧。「どこまで行ってください」と頼んでも「ここでいいでしょ」と途中で降ろされそうになり、路地まで入ってもらうために「入ってください」と運転手と戦わなければならなかったという。しかし現在は、ネットでの評価システムなどが導入された影響もあり、「今は優しいです」と劇的な変化を伝えた。
また、日本での生活が長くなるにつれて自身の行動にも変化が起きたと語る。特に顕著なのが「謝罪の文化」だ。日本に来た当初、ぶつかってきた相手が「すいません」と謝ることに違和感を覚えたが、今では自身も韓国で「あ、すいません」と反射的に言ってしまうという。これにはパクくんも「釜山は熱いイメージ、日本はマイルド。知らないうちに身についているのかもしれませんね」と納得の表情を見せた。

話題は経済面での変化にも及んだ。クララ氏が来日した約30年前は、日本の物価や賃金が圧倒的に高かったが、現在はその差が縮まり、一部では逆転していると指摘。「うどんが800円だったのが、韓国では250円で食べられたのに」と過去を振り返りつつ、最近の韓国では「コンビニでコーラを買おうとすると250円とかするから買えない」と、体感物価の上昇に驚きを隠せない様子だった。
一方で、韓国の社会的なマナー向上については「先進国だなって思う」と評価。かつてはトイレで「早いもの勝ち」だった列が、今では日本のように一列に並ぶようになったとし、カフェ文化の成熟なども含め、祖国の発展を誇らしく語った。

動画の最後には、日本の「人に迷惑をかけない」教育と、韓国の「あなたが一番」という教育の違いにも言及。互いの国の良さを認めつつ、急速に発展する韓国と、安定した社会を維持する日本、それぞれの特徴が浮き彫りになる対談となった。