「毎回同じじゃ芸がない」を解決! 愛知の老舗・坂角総本舖が放つ、外さない“新定番”の手土産とは?
土産ばなし〜地域を代表する定番と裏定番〜
土産は出張や旅の醍醐味だが、毎回同じじゃ芸がない。でもハズしたくはない。そこで推したいのが、超定番土産の陰でツウに熱愛される裏定番だ。今回は大河ドラマ『豊臣兄弟!』序盤の舞台となる愛知からお届け!
誕生1889年の県民の御用達「ゆかり」
味噌かつに手羽先など、個性的なご当地グルメが満載の愛知県だが、お土産の金字塔といえば、海老せんべいの「ゆかり」だ。
「伊勢海老」で知られるように、伊勢湾と三河湾に囲まれた愛知県・知多地方は、古くから海老の名産地。江戸時代には海老をすり身にして炙り焼き「えびはんぺい」として徳川家に献上していたという。それを坂角総本舖の始祖、坂 角次郎が進化させ完成させたせんべいが、今の「ゆかり」の原形だ。誕生は1889(明治22)年。高度経済成長期には名古屋駅に出店を果たし、東海道新幹線の開通時期と重なったことで、愛知土産として全国へ普及。香り高いおいしさに加え、「日持ちする」「軽い」「個包装で配りやすい」といった利便性も支持され、県民の御用達として定着していった。
愛知の定番土産

坂角総本舖
ゆかり
1080円(12枚入)
三河湾や瀬戸内海など、旬の産地から選んだ天然海老を1枚に約7割も使用。2度焼き製法が、豊かな香りとうまみを引き出している。
ポチップ 累計4億袋を突破した新定番「さくさく日記」
そして2001年、「さくさく日記」が新たに生み出される。「ゆかり」譲りの濃厚な風味はそのままに、揚げ製法によるサクサクとした軽い食感や、ひと口サイズの食べやすさ、キュートなデザインなどが新たなニーズを掘り起こし、’24年には累計販売4億袋を突破。まさに「ゆかり」に次ぐ新定番として、不動の地位を築いている。
なお「さくさく日記」は「海老」と「帆立」が二大看板だが、実はブランド誕生当初に帆立はなく「海苔」が相棒だった。交代のきっかけは’04年。期間限定で帆立が発売されると好評を博し、’06年に出世を果たした。ちなみに、これまで「桜海老」や「黒ごま」など様々な限定味が登場したが、どれも不定期販売。つまり見かけたときが買い時だ。一方、定期的に入手できるレアモノは期間限定パッケージ。2〜3月に登場するひなまつり版は、1箱で「海老」と「帆立」が楽しめる。箱の表におひなさま、裏にお内裏さまが描かれ、2箱あればひな人形のように飾れる。女の子はもちろん、大人女性への土産としてもオススメだ。
【裏定番】海老と帆立で仲良く天下統一愛知土産界の新・豊臣兄弟

坂角総本舖
さくさく日記
1296円(海老+帆立のセット 12袋入)
「海老」は「ゆかり」同様の素材で風味を凝縮。「帆立」は北海道産帆立貝柱の甘みとコクに、海老と海苔を合わせ濃厚かつ上品な味に。過去に6回刷新しているこだわりの意匠も魅力。
ポチップ ※「GetNavi」2026年4月号に掲載された記事を再編集したものです。
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