月収100万のプラチナ配信者「もがみあい」刺殺事件、255万円の金銭トラブルと初公判の行方
YouTubeチャンネル「元警視庁刑事・小比類巻文隆【最後の取調室】」が、「【新宿・高田馬場】生配信中の女性ライバーをメッタ刺しに。金銭トラブル250万円超。公判始まる:元刑事が解説」と題した動画を公開した。治安戦略アナリストの小比類巻文隆氏が、2025年3月に発生した女性ライバー刺殺事件の初公判について、背景にある金銭トラブルや民事裁判の限界を解説している。
事件は2025年3月11日、JR高田馬場駅近くの路上で発生した。「もがみあい」名義で活動していた22歳の女性ライバー・佐藤あいりさんが、生配信中に44歳の高野健一被告に刺殺された。7月1日に東京地裁で始まった初公判では、2人の間にあった金銭トラブルの詳細が明らかになっている。
小比類巻氏によると、高野被告は2022年秋頃、佐藤さんに消費者金融からの借入を求められ、計255万円を貸し付けた。しかし、佐藤さんは2023年1月に3万円を返済したきり連絡を絶ち、その後に別の男性との婚約を発表。高野被告は民事裁判を起こして口座を差し押さえたものの、残金は約160円しかなかった。佐藤さんは配信アプリで月に約100万円を稼ぐ「プラチナ配信者」だったが、財産開示手続きでは「事務所に借金があり手元にお金はない」と説明していたという。
諦めきれなかった高野被告は、佐藤さんが配信で山手線を1周すると予告したのを知り、ナイフを持って現場へ直行した。犯行中も配信は続いており、高野被告は佐藤さんを繰り返し刺した後、配信画面に彼女の顔を映して「死んでますかね」などと発言。その後の精神鑑定の結果、高野被告には刑事責任能力があると判断されている。
小比類巻氏は、今回の事件の背景にある「民事裁判の限界」を指摘した。民事裁判で返済が認められても、相手が応じない場合は強制的に回収することが難しく、さらに別の裁判を起こす必要があるなど、「非常に手間と時間がかかる」という日本の社会構造の課題を挙げた。「決して許される行為ではない」と前置きしつつも、金銭の貸し借りが引き起こすリスクについて警鐘を鳴らしており、今後の裁判の行方に注目が集まる。
事件は2025年3月11日、JR高田馬場駅近くの路上で発生した。「もがみあい」名義で活動していた22歳の女性ライバー・佐藤あいりさんが、生配信中に44歳の高野健一被告に刺殺された。7月1日に東京地裁で始まった初公判では、2人の間にあった金銭トラブルの詳細が明らかになっている。
小比類巻氏によると、高野被告は2022年秋頃、佐藤さんに消費者金融からの借入を求められ、計255万円を貸し付けた。しかし、佐藤さんは2023年1月に3万円を返済したきり連絡を絶ち、その後に別の男性との婚約を発表。高野被告は民事裁判を起こして口座を差し押さえたものの、残金は約160円しかなかった。佐藤さんは配信アプリで月に約100万円を稼ぐ「プラチナ配信者」だったが、財産開示手続きでは「事務所に借金があり手元にお金はない」と説明していたという。
諦めきれなかった高野被告は、佐藤さんが配信で山手線を1周すると予告したのを知り、ナイフを持って現場へ直行した。犯行中も配信は続いており、高野被告は佐藤さんを繰り返し刺した後、配信画面に彼女の顔を映して「死んでますかね」などと発言。その後の精神鑑定の結果、高野被告には刑事責任能力があると判断されている。
小比類巻氏は、今回の事件の背景にある「民事裁判の限界」を指摘した。民事裁判で返済が認められても、相手が応じない場合は強制的に回収することが難しく、さらに別の裁判を起こす必要があるなど、「非常に手間と時間がかかる」という日本の社会構造の課題を挙げた。「決して許される行為ではない」と前置きしつつも、金銭の貸し借りが引き起こすリスクについて警鐘を鳴らしており、今後の裁判の行方に注目が集まる。
YouTubeの動画内容
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チャンネル情報
元警視庁刑事・国際捜査官。1993〜2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。