[7.4 W杯決勝T2回戦 カナダ 0-3 モロッコ ヒューストン]

 北中米ワールドカップは4日、決勝トーナメント2回戦(ラウンド16)でカナダ代表とモロッコ代表が対戦し、3-0でモロッコが勝利。ベスト8一番乗りを決めた。準々決勝は日本時間7月10日にパラグアイ代表とフランス代表の勝者と対戦する。共同開催国カナダは試合のペースを握りながらも勝ち切れず、ここで大会を去る結果となった。

 前半10分、カナダに最初のチャンスが訪れる。モロッコのパスミスをMFアリ アフメドが高い位置でカットし、ショートカウンター。そのまま前線のFWタニ・オルワセイに送ると巧みなターンで前を向き、左足でシュート。これはモロッコ鉄壁の守護神、GKヤシン・ブヌに防がれる。

 前半のモロッコは攻撃の良い形をまったく作れず、一方のカナダも良い守備から試合のペースを握るも決定機はほぼゼロ。スコアレスドローで前半を折り返す。

 試合が動いたのは後半5分、モロッコのフリーキック。右サイド高い位置からのセットプレーだったが変化をつけてキッカー、DFアクラフ・ハキミがマイナスにボールを送る。全体で空けたバイタルエリアのスペースに走り込んだのはMFアゼディン・ウナヒ。ダイレクトで右足を振り抜き、ゴールネットを揺らす。0-1と劣勢だったモロッコが先制点を奪う。

 後半34分にはカナダMFテイジョン・ブキャナンが中央で受け、少し遠目からミドルシュートを放つもブヌが横っ跳びできっちりセーブ。簡単にこの壁は越えられない。

 すると後半37分、モロッコ電光石火のカウンターが炸裂する。MFケムズダイン・タルビがボールを奪うと深い位置から一気にカナダ陣内へとボールを運び、駆け上がったMFブラヒム・ディアスへ。ブラヒムがシュートフェイントから切り返してラストパス。これをウナヒが仕留めて0-2。ウナヒのこの試合2点目でカナダの息の根を止めにかかる。

 後半40分にはまたカウンターから今度がウナヒが持ち上がり、途中出場のFWソフィアン ラヒミへピンポイントクロス。上手くヘディングで合わせるもシュートはクロスバー直撃。3点目とはならずもカナダゴールを脅かす。

 そして後半アディショナルタイム+8分、またもカウンターからブラヒムがラヒミへラストパス。しっかり決め切って勝負あり。前回大会ベスト4のモロッコが終わってみれば0-3と開催国カナダを下し、準々決勝進出を決めた。