スポニチ

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 メキシコの次代を担う新星が早くも輝きを放っている。MFヒルベルト・モラは6月11日に行われた南アフリカとの開幕戦で後半途中から出場し、17歳240日でW杯史上6番目の年少出場を記録。既に1次リーグ突破が決まっていた24日のチェコ戦では先発し、チームの2点目につながるパスを出して3―0での3連勝を支えた。

 「夢が実現した。自分が何を達成しているのか、まだ完全に実感できていないけど、満足している」。足元の確かな技術に加えて試合の流れを読む力、センスあふれるプレーで15歳で国内リーグ初出場、16歳で代表デビューと着実にステップを上がっている。

 アギーレ監督も「特別な才能」と認める成長株。出場したチェコ戦は攻撃に流動性が増し、先発定着を期待する報道も出ている。メキシコは地元開催だった86年の8強を最後に16強が続き、前回22年は1次リーグ敗退。壁を越えるためのプラスアルファが求められている中、早熟の大器がエクアドルとの決勝トーナメント1回戦から上位争いに挑む。

 ◇ヒルベルト・モラ 2008年10月14日生まれ、メキシコ南部トゥストラ・グティエレス出身の17歳。ティフアナの下部組織からトップチームに昇格して24年8月に15歳でメキシコ1部で初出場。16歳257日で迎えた25年6月の北中米カリブ海選手権サウジアラビア戦でメキシコ代表最年少デビュー。国際Aマッチ10試合無得点。1メートル68、62キロ。