ペナルティキックを蹴るハリー・ケイン photo/Getty Images

写真拡大

国際サッカー連盟(FIFA)がペナルティキック方式による勝敗決定(PK戦)に関するルール改正を検討しているようだ。

現在、延長戦でも勝敗がつかなかった場合にPK戦を実施する場合、開始前に2回のコイントスが行われ、最初のコイントスでどちらのサイドのゴールを使用するか、2回目で蹴る順番を決めている。

イギリス紙『The Athletic』によれば、FIFAはコイントスの回数を2回から1回に減らし、コイントスの勝者が使用するゴールか順番のどちらかを先に決め、敗者が残った方について決める方式への変更を計画しているという。

FIFAがルール改正をめざしている理由は、公平性の確保にあるようだ。現行方式ではどちらかのチームが2回ともコイントスに勝った場合、そのチームにとって非常に有利な状態でPK戦に臨むことができる。実際、今年5月末に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝ではパリ・サンジェルマンが2回ともコイントスで勝ち、自チームサポーターのいるゴールで先に蹴るという状況に持ち込んで優勝を勝ち取っている。

FIFAは今回のルール改正を国際サッカー評議会(IFAB)に議案として提出し、IFABでの会議で承認されれば、現在開催中の北中米ワールドカップの決勝トーナメントから適用される可能性があるという。