“美人すぎるうどん職人”として話題になっている竹内綾音さん(あのん、24才)

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〈ビジュいい職人さんは何作っても華がありますねー〉〈うどんになりたい人生だった〉──白いTシャツを着たポニーテールの女性が時折笑顔をのぞかせながらうどんを打つ動画がSNS上で"美人すぎるうどん職人"として話題になっている。

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 華やかな佇まいにより一部でAI疑惑までかけられてしまっているが、彼女の正体は、名鉄岐阜駅からほど近くにあるうどん店「手打ちうどん ごだいさん」の店主の娘である竹内綾音さん(あのん、24才)。

 もともとは看護師だったという彼女は、いかにして父親の店で働くようになったのか? そして、SNSの反響に対する思いとは? 綾音さんの素顔に迫った。【前後編の前編】

「チャーハンだってガマンできない…」

──現在、"美人すぎるうどん職人"として話題ですが、以前は全く違う仕事をしていたと聞きました。

「そうなんです。看護の専門学校に3年間通い、卒業後は病院の小児科を経て、美容クリニックで看護師として働いていました。父が経営するラーメン店『焼豚ラーメン三條』や『手打ちうどん ごだいさん』を休みの日に手伝っているうちに、こっちが本業になった感じです」

──クリニックで働きながら休みの日に父親のお店を手伝うとは、かなりハードな生活のような……。

「高校時代から父の店でアルバイトしていて、単純にお店の雰囲気とかが好きなんですよね。働いているスタッフさんたちも優しくて、すごくアットホームな環境。だから休みの日に手伝うのも、仕事というよりは息抜きという感覚でした」

──しかし、いくら店が好きとはいえ、クリニックの仕事を辞めるのは大きな決断だったんじゃないでしょうか?

「もともと美容が好きだし、とてもやりがいのある仕事だったんですが、自分は性格的に抜けているところもあるので、病院やクリニックなどで働くのはあまり向いていないと気づいたんですよね……。

 でも料理を作ってお客さんに提供することには、すごく楽しく取り組めた。父親はSNSのことはまだ勉強中なので、私がお店のInstagramの更新を担当しているんですが、投稿の内容を考えるだけでも充実感があったんですよね。

 そうこうするうちにInstagramなどから興味を持ってお店に来てくれる方も増えてきたんですが、私はあくまでクリニックが本業で、『ごだいさん』にずっと立っているわけではありません。そのためせっかくのお客さんを『あのん、いないじゃん』とがっかりさせてしまうのがとても残念でした。

また、『焼豚ラーメン三條』はともかく、『手打ちうどん ごだいさん』は昨年2月にオープンしたばかりでもっと盛り上げないといけない。それで思い切ってクリニックの仕事を辞めて、昨年9月頃に飲食のほうを本業にしました」

──なるほど。高校時代から父親の店でアルバイトしていたとのことですが、当時はそのまま就職することは考えなかったんでしょうか?

「やっぱり当時は看護師が夢だったのと、父親のお店で働いたら家族の中でお金が回っている形になってしまうなぁと思って……。『自分で稼いだお金で親孝行したい!』という気持ちが強かったぶん、その頃は、父からお給料をもらうのが引っかかっちゃったんですよね」

──看護師を辞めて父親のお店で働くことを伝えたときの、ご家族の反応はどんなものでしたか?

「お父さんはすごく喜んでくれました。私がそう言い出すのを内心期待していたんでしょうね。お母さんには、『お父さんに何か言われたんじゃないの?』と疑われました(笑)」

──"美人すぎるうどん職人"として話題になっていることをどのように受け止めていますか?

「ありがたいことに『あのんちゃんに会ってみたくて』という理由でお店に来てくださる方もいらっしゃるので、このままお客さんがもっともっと増えたらうれしいですね」

──綾音さんがネット上で注目されていることについて、ご家族はどんな反応なのでしょうか?

「その話を全然したことがないけど、どう思っているんだろう……? お父さんは最近までガラケーだったし、両親ともにSNSとかには疎いので、そもそも知らないかもしれません(笑)」

──これだけ話題になったら、取材も含め、いろいろなオファーがあるかと思いますが、芸能活動へのご興味は?

「全くありません。そもそも私じゃ無理というのもありますし、芸能活動をするとなったら体型管理が必要じゃないですか。でも私、ニンニクたっぷりのラーメンとか食べたいし、チャーハンだってガマンできない……! 好きなものをたくさん食べたいので、芸能活動は絶対できませんね(照)」

──ところで、「手打ちうどん ごだいさん」にはトッピングも含め、いろいろなメニューがありますが、綾音さんのオススメは?

「結構ガッツリ系なんですが、肉うどん(900円。全て税込価格、以下同)を卵とじトッピング(150円)にして、さらに揚げたお餅(150円)を追加するのが最高に大好き。いつも食べています!」

 おいしいものを作ることも食べることも大好きで、気さくな人柄の綾音さん。インタビューの後編では、うどん職人としての日常に迫る。

(後編に続く)

◇取材・文/原田イチボ(HEW)